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大型老人ホーム(特養、老健)における部署間の壁を取り除くために必要なこと

結論からいきますと「施設全体の祭りをやる」です。

ここでいう大型老人ホームとは、デイサービス、100名ほどの泊まり(入居)、居宅支援事業所、地域包括支援センターなどが一つ屋根の下にある老人ホームをさしています。

結論に至った経緯は、2点。
僕自身が今年度小学校の子供会役員としてイベントの準備、開催をしています。
イベントの中でも「祭り」が一番熱をもって準備をしていました。さらに祭り当日は「祭りだから」と一気に人と人の距離が縮まるんです。「それ手伝いましょうか?」と気軽に声かけれる感じです。

神社に奉納わっしょい


もう1点は仕事をする上で遠い(関係性が低い)とほとんど関わらないのはいかがなものか。
例えば、居宅支援事業所のケアマネと入居の一般介護職員はほぼ関わりありません。居宅のケアマネが入居者を紹介してくれて入居率が上がっていることを知らないんです。自分たちだけの仕事をこなしていれば「仕事をしている」と思ってしまっています。

施設の祭りを掘り下げていきます。
参加予定者は
・利用者、入居者
・利用者、入居者の家族
・施設近所の家の人
・取引ある業者
といったところでしょうか。

祭りの準備委員会(「祭り委員」とします)が主導で行います。委員には各部署1〜2名が参加します。
自ずと遠い部署同士の人たちが顔を合わせ話す機会が生まれます。

祭り委員の中で「設営」「宣伝」「物品」などチームを作ることでより距離感が縮まります。

祭り当日は祭り委員を中心に微調整という名のごっちゃごちゃごちゃを楽しめることができればそれまでの疲れはすっとんでしまうでしょう。

部署間の壁をなくす方法は他にもあります。昼食を1つの食堂で食べるようにする、休憩コーナーを集まれるように工夫するなどなどなど。

祭りという日本人に脈々と受け継がれている文化も後押ししてくれます。
#千年続いている文化って凄いよね

配属先の施設では4年ぶりに夏祭りをしました。
コロナ明け初年度なので入居者の家族や近所の人は呼べませんでした。
これは想定内。来年度は一気に規模を拡げてやろうと僕の考えに賛同してくれる人たちと今からニヤニヤしながら準備&根回ししております。

こんな祭りやりましたよーというnoteをお待ちください笑

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盆踊りもいいねー



あとがき

大きなイベントは準備が大変だからやりたくないー人手不足の中で負担をかけるんじゃないーという声は必ずあるんだよなぁ。
やったら絶対に楽しいのに。
合う、合わないがあるから仕方ないのか。
ネガティブな意見をゼロにはできないからいかに少なくするか。
悩みは絶えないなぁ。嫌いじゃないけどね。

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