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アカデミー賞におけるウィル・スミスのビンタから考えてみる


▼ウィル・スミス、今後10年間アカデミー賞出入り禁止に

※ビンタの良し悪しは個人の判断に任せます

日本ではウィル・スミスを擁護する意見が多いですよね。

クリス・ロックがウィル・スミスの奥さんのことをジョークにしなければ事は起きなかった。
ビンタされても仕方ないという感じです。

アメリカはというと「ビンタしたウィル・スミスが悪い」です。

日本とアメリカでまったく違うんです。
※どちらが良い悪いとかではありません

日本の意見は同じ日本人なのでなんとなく分かると思います。
「大事な人のことを悪く言われれば腹が立つのは仕方ないからビンタされて当然だ」

アメリカという国は様々な「人」がいます。
人種、宗教が日本とはまるで違います。

様々な人がいる中では契約(又はルール)を通して基準を作らないと話がまとまっていきません。

アメリカの基準は「暴力は絶対にダメ」です。
※ビンタは暴力にはならないはここでは横に置いておきます

なのでウィル・スミスが悪いとなっているのです。

私たち日本人には理解がしにくい考えですよね。


これを介護現場に転用すると。

違う家庭で育った人たち(職員)が集まる現場においてルールがないと「うちではこうやってた」「私の家ではこうやってたから」とみんなバラバラなことをしてチームとしてまとまりません。

人間関係も悪くなるでしょう。

ルールを決めると自分で考えることをしなくなるからルールなんて作らない方がいい。自由にやらしてあげないと窮屈で嫌になってしまうよ。

果たしてそうだろうか。

ルールがあると良くないのか。
ルールがあった方がいいのか。

正解はありません。

あなたはどう考えますか。

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