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介護現場における兼務の在り方

私の所属する施設は
地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護 サテライト型(定員29名)
です。長すぎて覚えれませんよね。

人員の運営基準は
生活相談員(以下、「相談員」とする)は、常勤換算方法で1以上とする。
介護職員のうち、1人以上は、常勤の者でなければならない。
看護職員のうち、常勤換算方法で1以上とする。
介護支援専門員は、1人以上

医師、機能訓練指導員、栄養士は…
運営規定を見てください(笑)

私の施設では
相談員は介護職員が兼務しています。会社内の他施設は相談員が専属のところあります。施設によって専属か兼務はバラバラですね。
ちなみに役所からは「専属にした方が…」とアドバイスを頂いております。監査の書類作る時は専属の方が間違い少なく書けます。

兼務は大変です。
なぜなら介護業務に大半が時間とられるからです。介護現場は1人増えるだけで出来ることがグンと増えますから。

ここで介護現場に入りすぎると残業して相談員業務をしなくてはいけません。
役職がついてればまだしも、一般職員なら残業したくないですよね。

なので、私の施設では10〜16時は相談員業務をすると「時間を示して」介護現場から外れるようにしています。

給与は専属よりは兼務の方が高いです。変則勤務手当、処遇改善加算、特定処遇改善加算と介護職員に手厚いのが現状です。

まとめます
【メリット】
①給与が高い。
②入居者の体調やADLが把握しやすく家族へ細かな説明ができる。

【デメリット】
①相談員業務の時間が少ない。
②監査の書類が複雑になりミスしやすい。

人材によって専属、兼務のどちらが良いか選んだ方が良いです。本人にどちらが良いか聞いてもいいかもしれません。会社が決めることもあると思います。

私なら「兼務」かな。

給与が高いことはモチベーションに繋がるので。

一緒に頑張りましょう。

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