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「家族の幸せカーブ」の発見

今日は、世紀の発見をしたのでご報告します。

さて、家族ができると挿絵のようなただただ幸せなこともあるのですが、それは一瞬。家族とは「生活」なので、長期的に幸せを続けるには努力が必要だと思ってます。(努力しないで「家族なんだから」というロジックを振りかざす輩は、一回脳みそを洗剤で洗うことをお勧めします)

さて、僕の子供は双子。いま4歳です。毎週の土日にどこに行くかの積み重ねこそ、「幸せ」の最小要素でもあります。双子にとってみれば、奥さんの実家に同居しているので、祖父母も含めてどこかに出かけるというのが最高な幸せとなります。

祖父母は毎回は付き合えない。そうなると、父・母と遊ぶのが大半になるわけですが、双子の幸せはこんな感じになります。

こども

父・母がいるのは幸せですけど、「母だけでも、実は幸せ」。これが事実です(カナシー)。ただ、この関数は危険です。母(僕から見た奥さん)が休めないのです。父・母・双子の4人で出かけると、双子は母(僕から見た奥さん)の取り合いになり、母苛立つ、父オロオロ ということになります。父としても何もできない自分につかれます。こんなの長続きしないんです。

ゴール設定を「多面的/長期的」に変えた

まずゴール設定を変えました。「家族全体が長期的に幸せなのが良いことである」と。つまり双子だけの短期的な(その日限りの)幸せを追求すると、母(奥さん)の疲弊がたまり、長期的には幸せにならないんです。これを家族の幸せカーブと呼びます。(たぶん、双子じゃなくても真理に近いはず。)


家族カーブ

ゴール設定を変えると、「父+双子」というソリューションがイケてる選択肢になります。まぁ、ざっくりいうと、休日は原則は父が育児をする(父だけで双子と遊びに行く)という選択肢です。

・母(僕から見た奥さん)は自由な時間が持てる。
・父(僕)は、
①双子だけで遊べるショッピングセンターの中の遊び場等に連れて行 き、自分の自由な時間も多少は確保。
②母(僕から見た奥さん)が居ないと僕に頼ってきてくれて父としての満足感も得られる。
③休日育児するため、平日夜遅くても、母(僕から見た奥さん)がイライラしなくなる
・祖父母から見ると、父一人で子供をどこかに連れて行ってる!偉いね!となり、私たちも一緒に行こうかしら…となる。

で、父が育児をすると、皆にとっての最適解である「みんなでおでかけ」の機会も増えちゃうし、良いことづくめなわけです。あ、双子の幸せは追求できてないんじゃないかって?まぁ、短期的なおでかけ観点ではそうなのですが、父と母が喧嘩をしなくなるので、長期的にはたぶん幸せ総量があがっているはずです(笑)

この考え方って、顧客への向き合い方(顧客サービスを過剰にするあまり、従業員が疲弊する問題)とかチームビルディング全般(目の前の仕事をこなすことを重視して、チームの疲弊が溜まる)も同じ気がするなー。ゴール設定を多角的にする・長期的にする はおススメ。





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