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競馬を楽しんでいる人間なら誰もが1度は夢見るもの。
それは「馬主」。
私は一口馬主で何頭か「出資」しているが、「出資」ではなく、「所有」してみたいと本気で考えている。
ただ、馬を「所有」するのはそんなに簡単なものではなく、いろんな条件がある。例えば20歳以上とか反社でないとかあるが、今回は収入(経済)面にピックアップして整理する。
(馬を購入するのに平均で1頭約1,000万円、毎月の飼育費は1頭約60~70万円かかるのである…)
馬主の形態
馬主は主に4つのなり方がある。
①個人馬主
②組合馬主
③法人馬主(金子真人ホールディングス株式会社や株式会社さくらコマースなど)
④クラブ法人馬主(いわゆる一口馬主)
私は馬を「所有」したいと考えているので、今回は①個人馬主、②組合馬主にピックアップしたいと思う。
①個人馬主
個人馬主の経済的な条件は、1.過去2年間の所得金額が1,700万円以上で2.保有資産が7,500万円以上あること。
見ての通りかなりハードルは高い。
過去2年の所得金額が1,700万円以上ある人は保有資産も相当にあるだろうから、1の所得金額を2年連続1,700万円以上にすることが個人馬主になるための1番の肝になる。
ここで仮に給与だけで所得金額で1,700万円以上を目指すとすると、給与収入で約1,900万円必要になる。
例えば、開業医、東証1部2部の役員などが該当するが、働いている人の約0.5%のようだ(めちゃめちゃハードルが高い…)。
②組合馬主
組合馬主は3~10人で馬を直接所有するもの(1口馬主はクラブが馬を所有しているので違う)。
組合馬主の経済的な条件は、1.組合員全員の過去2年間の所得金額が900万円以上で2.組合財産が1,000万円以上あること。
2の組合財産の方はそこまでハードルが高くないと思う。やはりポイントは1の所得金額が900万円以上の方だろう。
こちらも仮に給与だけで所得金額で目指すとすると、給与収入で約1,100万円必要になる。
例えば、商社、コンサル、外資系企業、監査法人、病院勤務の医師、弁護士などが挙げられる(働いている人の約4.8%のようだ)。
個人馬主に比べるとハードルはだいぶ下がるように思える。
ちなみに、組合馬主の仲間はTwitterや社台グループオーナーズなどで募集しているようだ。
まとめ
いきなり個人馬主はハードルが高すぎるので、まずは組合馬主の条件を満たせるようにしたい(=給与収入1,100万円以上!)。
ただ組合馬主の方が条件が易しいといえど、黙っていればなれるようなものでもないのでそれ相応の努力をしていく。
(所得900万円に達するための裏ワザ的なものがあるみたいだが、それは別記事で書こうと思う)
参考情報
・馬主になるための要件(JRA)
・馬主活動に係る支出(JRA)
・年収の分布(国税庁) https://www.nta.go.jp/publication/statistics/kokuzeicho/minkan2019/pdf/001.pdf
・役員報酬の平均値(日本総研)
・社台グループオーナーズ
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