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かなりサボってた。

そうです。かなりサボっていました。
何事も継続するのは難しいですね。

それはさておき、島に移住して約5か月が経過しました。島の夏も経験し充実した島ライフを送っています。

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しかし、一つ残念なのがコロナの影響で夏祭りがすべて中止になったことです。島の夏祭りはかなり楽しみにしていたので来年に持ち越しになりました。海と花火とか綺麗だったろうに・・・。

島での生活も慣れてきて、相変わらず早寝早起きを継続しています。継続しているというよりは特にすることもないので早く寝ているという感じです。

半年前までは、夜勤ばっかりの大学病院のICUで勤務していました。生活も不規則でストレスが大きい仕事だったなと。今更ですが、本当に良く3年も続けられたなと思います。この島に来て人間に戻った気がします。

そして、都会で暮らすより本当の多くの方々にお会いしました。どんな人たちかといと過疎地域の課題に取り組んでいる人たちです。地域おこし協力隊の方や自治体、起業家など、こんなにも活動している人たちがこの限界集落にいるとは失礼ですが思いませんでした。そんな方たちと協力しこの島を盛り上げようという一体感があるのは都会では経験できなかったなと思います。「里山資本主義」という本にも書いてある通り都会が最先端という時代は終わりを向かえています。

月に10万円あれば生活できる環境を知ってしまった時、年収を上げることになんの意味があるのかわからなくなりました。確かに田舎には娯楽と言えるものは何もありません。しかし、都会にはない自然や、何かホッとする雰囲気があります。そして何よりこの地域を盛り上げようと本気の人たちがいます。日本の面積の6割は過疎地域です。あとの4割の面積が都市部ですが人口比は9割を超えています。単純にそんなに人口が密集していてどうするんだと感じています。

都会で暮らしていると何もかも消費されているような気がします。お金も体力も精神も。特に子育てをしている方は大変だと思います。
シングルマザーも増加しており金銭的に苦しい場面もあるのではないでしょうか。都会が良い教育を受けられるとは限らないのではないでしょうか。過疎地域でも教育は十分にできます。むしろ都会より良いとも思います。
教育で町おこしをしようとしている地域も少なからずあります。

旅行ではなく、何か目的を持って田舎に来て地域の方の話しを聞いてみて実際にこの空気に触れてほしいです。絶対に価値観が変わります。

現在、島では大学生のインターンが来ています。そして、この島に来て問題提起をし自分たちでやりたいことを見つけ研究しています。これが本来の勉強です。学問も大切ですが、実際に社会に触れ課題や自分の感じたことから自分のやりたいことを見つける。普通に大学で授業をしていては感じ取れないです。オンライン授業で大学に行かなくて良いと思っている学生と、この環境を十分に活かしやりたいことを見つけるために行動する。この差は数年後大きな影響を与えるでしょう。

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島に来て、5か月間。人生で1番充実しています。

誰かの役に立つ人間になれるように自分自身も努力していきます。

コロナが収束したら、皆さんも本気の田舎に触れてみてはいかがでしょうか。



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