島の看護記録vol.63

本日はくもりで蒸し暑い天気でした。明日以降は晴れるみたいなので期待です。

今、勤めている会社は医療系ベンチャーです。訪問看護師として働きながら多様な仕事をしていくという医療業界ではなかなか見ない企業です。ベンチャーを経験しているとわかるかと思いますが定まっていない分とても中で働いている人たちは大変です。自分たちで作っていくのが好きな人は面白いと思います実際はどうなのか気になるところです。衝突は日常茶飯事ですし、一人一人に課さられる課題や責任も重たいです。それを楽しむためには相当な技量やメンタルがないと楽しめないと思います。日本人は特に場の空気に流されやすいものなので注意が必要です。

今、私もプロジェクトを持っています。これは自分から発案したのですが思った以上に時間がかかりそうです。そこに関してはとやかく言われることはないのですが自分自身がせっかちなのですぐに結果に繋げたくなります。これは良いことであり悪いことです。医療分野に関して言えばもしかしたら悪い事かもしれません。なぜなら一つ変えるのにとても時間がかかるからです。諸外国で使える薬でも日本で使えない薬は山のようにあります。その薬を使うことは違法ではありませんが保険がきかないためとんでもない金額になります。なので今回のコロナウイルスで薬剤が異例にスピードで認可が下りたのは本当にびっくりしました。やればできるんじゃないかと思いました。

そして昨日少し話した遠隔診療もそうです。今までは特例のみで初診の遠隔診療が可能でしたが今回から初診でも遠隔診療は良くなりました。日本は国家を脅かすような災害などにことが起きないと動けないんでしょうか？あまり言いたくはありませんが、何かあったら対応する。後追い型の対応しかしていないような気がしてしまいます。先手を打つことが日本人は苦手です。

学校教育では右へ習え、前習えで教わりました。当時はなんの違和感もなく教わりましたが今となってはおかしいと思います。人に合わせることがそんなに良いのでしょうか？大多数のうちの一人になるのが良いのでしょうか？結果日本は経済的に落ち込んでしまいました。これは紛れもない事実です。私も高校卒業後自衛隊に入ったので教育というか洗脳をされてきました。公務員が良いと言われる時代は終わりました。自衛隊のような定年が早い仕事は第2の人生が始まった時にとにかく困ります。なぜなら、今までは年功序列である程度サボっていても給料になっていましたがそれができなくなります。ましてや、外の人に階級なんてものは通用しません。

それで病んでいく人もいるそうです。特に自衛隊を蔑む気はありませんが、これが現実です。人生100年時代を豊かに生活できるように今のうちから準備が必要になります。ただの看護師では淘汰されます。何か強みがないと今後困ります。

なので現在私はもがいている真っ最中です。
今後ともよろしくお願いします。

それではまた明日。