睡眠に問題があると1.55倍認知症リスクが高まる
「いつまでも健康でいたい」
「家族に迷惑をかけたくない」
「認知症になりたくない」
など
このような思いを抱えている方に向けた記事です。
この記事では、睡眠と認知症の関係について紹介します。
健康とは?
厚生労働省では、健康はこのように定義されています。
病気がない=健康 ではありません。
身体的、精神的、社会的に良好であることが健康なのです。
健康に関連する用語に健康寿命があります。
これは、健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間と定義されています。
要するに、自分のことは自分でできる期間です。
具体的には、トイレ、入浴、買い物、料理など生活に必要な動きをすべて自分で解決できることです。
「いつまでも健康でいたい」「家族に迷惑をかけたくない」
は言い換えると、健康寿命を延ばしたいという意味になります。
参考まで、現在の日本の平均寿命と健康寿命、そして、その差はどの程度あるかをみていきましょう。
男性では8.73年、女性では12.06年の間は、日常生活に制限があり、誰かの手を借りて生活していることになります。
こちらは、あくまでも平均です。
これより長い人もいれば、短い人もいます。
私は、現在病院に勤務しており、多くの方の生活をみてきました。80歳を過ぎても1人で生活できている人もいれば、60歳代で日常生活に手助けが必要になる人がいるのも事実です。
日常生活が一人でできなくなる原因
日常生活が一人でできなくなる原因で、多いのが認知症です。
つまり、認知症にならないことがいつまでも健康でいること、家族に迷惑をかけない意味でも重要です。
もちろん、それだけではありませんが、1つの要因であるのは確かです。
認知症にならないためにできること
認知症にならないためにできることの1つが、睡眠です。
認知機能と睡眠に関する研究では、下記のようなことが分かっています。
1.55倍や1.65倍を高いと考えるか、低いと考えるかは、ヒトによると思います。
睡眠に問題があると一言で言っても、要素は様々です。その1つに睡眠時間があります。
睡眠時間と認知機能については、下記のような結果が出ています。
少しでも、認知症になるリスクを減らしたい方は、睡眠時間を7~8時間確保するのをおすすめします。
まとめ
・健康寿命を延ばすことは、人生において重要です。
・認知症にならないためには、睡眠を大切にする必要があります。
・睡眠時間は、7~8時間確保するようにしましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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