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睡眠時間と肥満や糖尿病との関係性

今回は、下記の文献の情報を紹介していきます。

Short Sleep Duration and Its Association with Obesity and Other Metabolic Risk Factors in Kuwaiti Urban Adults

<睡眠時間と肥満の関係>
睡眠時間6時間未満ではBMIと関連があった。

つまり、睡眠時間が6時間の人は、肥満である人が多いことが証明されています。

さらに、

総睡眠時間の短さは、
・拡張期血圧(血圧の下の値)→上昇
・安静時心拍数(じっとしている時の心臓の拍動)→上昇
・トリグリセリド(中性脂肪)→上昇
・総コレステロール→上昇
・インスリン抵抗性(インスリンの作用が低下した状態)→上昇
・CRP(身体の炎症を示す値)分泌→上昇
と関連している

つまり、睡眠時間が短いと、これらのバイタルサイン(血圧や脈拍)や血液データが悪化します。

今回の文献は、日本人を対象にしていないため、参考程度にしていただければと思います。
肥満や糖尿病の予防には、睡眠時間を6時間以上確保しましょう。

最後まで読んでいただきありがとうございます。
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