見出し画像

【3Dスキャン】引越先に引越前の部屋を持っていこう【iPhoneXS以降】

春!
夜、散歩をしてたら桜の花が咲いていました!
こちらは衣替えのタイミングを気温とにらめっこしている日々です。
もう衣替えしてもいいかな??

開花の喜びでブレブレの図

さて、春は出会いと別れの季節。
学生や新入社員はもちろん、
異動・転勤が起きるのも何かと春。
私は引越した後のなんとも言えない寂しい感じが苦手です。
でも平成をジャンプした今、
引越し先に引越し前の部屋を持っていけるようになったので
その方法をご紹介しようと思います。

引越が寂しい

引越ってわかりやすく環境が変わるので、
切り替えたい!ってときは一番効果的な手法だと思う。
それでもできれば引越はしたくなくて。

荷造りとか〜、お金かかるし〜、みたいな部分ももちろんあるんですが、

一番嫌なところは寂しいところ。
今まで住んできたお部屋とお別れしないといけないところ。

ダンボールにまとめられ、段々と片付いていく部屋。
今まで住んでいたのが夢のよう。
住んでいた思い出まで消えてしまったような、
何もない部屋。
差し込む夕日。
掃除が終わると、そこには住む前と変わらない空間。
不動産屋さんに鍵を渡すまでの待つ時間。
さよならを実感。
この部屋こんなに広かったんだ。

平成の引越の様子
大の字で寝てみたり
あえて小さくなってみたり
最後の浴槽時間を楽しむ

この窓から見える景色も見納めか。

住んでいたら突然ピンクの外壁になったのもいい思い出
この黄昏である

不動産屋さんに鍵を渡す。
もう入れないという現実を突きつけられる。
昨日までここに住んでたのに。
1週間もすれば、直ぐに新しい人が入るのだろう。
昨日までここに住んでたのに。

昨日までここに住んでたのに!!!!

という感じで、
昔住んでた家をグーグルマップでチラチラ眺める程度には、
前の部屋に愛着が残っています。特に高知の部屋。

少なからず皆さんもそんな経験ありませんか?
住んでた実家が無くなったり、好きだったお店が移転したり、
このままこの部屋とっておけないかな…

そんなときに便利なモノがこちら!!!

すきゃにばーすー(大山のぶ代さんのドラえもん風)

右上は奥さんなので座敷童子じゃないよ

初心者なので、汚い3Dモデルしか作れなかったのですが、
多少汚くても、このように部屋全体を3Dデータとして保存できました
あの日、あの時、あの部屋を
いつでも、まるごと見ることができます。

こうしておくことのメリットはたくさんあって、

  • 昔の感傷に浸る

  • 君が赤ちゃんのときはこんな家に住んでたんだよーと紹介できる

  • ARで領域展開可能なので、実物の部屋に入り直せる。

  • 模様替えの過程を振り返って楽しむ

  • 住んだ部屋やホテルの寝室をスキャンしてコレクションする

なんてことができちゃいます。
写真は写真の良さがあります。
ただ単純な情報量としては圧倒的に3Dデータに軍配が上がります。

3Dモデルの簡単な作り方

こちらがわかりやすく書かれていましたので参照しました。
原理等、詳しく知りたい方はこちらもご覧ください。

【材料】

どのご家庭にもあるXS以降のiPhone
(できればiPhone12以降のPROが望ましい)
・アプリ「Scaniverse」

①アプリを開いて、「Create Scanを選択」

②RANGEでスキャンする距離を選択

Range5.0Mとあるところをタップ
3mくらいが良いらしい

③赤い丸いボタンでスキャン


紅白の縞々の部分が無くなるように全体的に移す
・鏡等の反射するもの、ガラス等の透明なものは
 上手く平面だと理解してもらえないため、
 できれば布で隠すとよい。
・15cm以下の小さいものは不向き
・同じところを何度も移さず一筆書きするイメージで
・ゆっくり動く
右の一時停止ボタンで、現在のスキャン状況で一時停止
停止ボタンでスキャンを完了する。

上手く撮るにはコツがあるみたいなので、
色々調べてチャレンジしよう

停止をタップすると、画質低い状態の3Dモデルが確認できる。

④Select Qualityで作る画質を選ぶ

Ultraだと8K画質!

できあがり

できあがり!

その他機能

他にもこのアプリではこんなことができます。

画像のようなトリミング・基本的な画像編集

3次元をトリミングすることに慣れない
明るさやコントラストはもちろん
フィルターまで。
思い出を美化しよう。

長さを測る

ニトリにいって運命のソファに巡り合う
でもこのソファのサイズ大きすぎないか?
部屋に入れられるのかな??
そんなときも、部屋ごとスキャンしておけば、後から長さが測れます

どのくらい精緻な数字なのかはわかりません

ARとして、現実世界に出現させる

ニトリ店内に部屋の100%の縮尺で領域展開させることで、
自分の部屋をその場に用意して、ソファを置くことも可能!?

部屋の中なので約30%のサイズで領域展開

シェアする

データはシェアが可能なので、
人に送って、見せることもできます。
今後は内見もこれで終わるかも。
今後メタバースが進んだら
VRの世界に現実の自室を置く
なんていうこともできるのかも。
メタメタバース。なんだそれ。


以上!
もう少しAIが発達したら、もっと簡単に撮影できたり、
複数の3Dモデルから、
より精度の高い一つの3Dモデルとか作れるんだろうな〜

是非やってみてねーーー!


この記事が参加している募集

新生活をたのしく

よろしければサポートお願いします!