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「z世代」

最近「Z世代」という言葉を良く耳にするようになりした

「Z世代」とは諸説あるようですが

概ね1996年前後から2010年前後生まれの

世代を指しており

現在の10歳前後から24歳前後がそれに該当します

所謂「デジタル・ネーティブ世代」であり

物心ついた頃には一家に一台はパソコンがあり

スマホ、SNSなどは当たり前で

ITリテラシーが他の世代に比べて高い世代です

その前の世代は「Y世代」と言われ

概ね1980年前後から1995年前後生まれたとされ

「ミレニアル世代」とも言われているのは

ご存知の方も多いと思います。

「Z世代」の主な特徴は、

上記の通りITリテラシーが高いことに加えて

リーマンショックを経験した親世代を見て(失業や超格差社会など)

良くも悪くも権威や常識などを信用せず

超現実主義者であり

かつお金にシビアである一方で

理想の実現のためにはお金や労力を惜しまい

と言われています。

そしてこの世代は

今回のコロナショックを小学生、中学生、高校生、大学生

そして社会に出て間もない時期に経験しています

政治や官僚行政の迷走ぶり

デマ情報の氾濫ぶりなどを実感し

一層「現実」や「データ」を自分の眼で見極めようとする

傾向が強くなっているのではないかとも思います。

私の息子は現在高校1年生ですが、

話しているとまさに「Z世代」の特徴を垣間見ることができます。

特に、権威や常識を簡単には信じません。

それはなぜかと言えば、

ある情報が入ってくると、それが本当なのか?他に意見はないのか?

などと考え、すぐにネットやSNSで調べ

情報を収集して自分なりに考えることができる

環境があるからです

彼ら、彼女らは、ネットやSNSを利用して

意識しない内にある意味物事を

「多面的にみる」

「多様な意見に接する」

「そこから自分で考える」

ことを日常的に行っているのだと思います。

もちろん「ネットやSNSの罠」に

落ちないための「リスク感覚」も同時に

持ち合わせていることが前提であり

重要でもあることです(この点は心配です)

これは、それ以前の世代でも、

そのようにして行動(アナログも含めて)を

起こしていた人はいると思いますが

「スピード」と「情報量」が圧倒的に違うと思います。

そしてそれが「集団」として存在しているから

日頃接する同級生なども皆同じ傾向だということですから、

益々その特性は増幅するのではないかと感じます。


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