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自分にあった表現方法をみつける

インターネット上で多くのユニークなウェブプログラムを発表しているphaさんという方と対談したとき、「プログラミングを知ったことで、自分に適した表現方法に出合った」という趣旨のことをいわれていました。

この言葉を聞いて私は、「プログラム=表現方法」なのだと初めて認識しました。

人間はみな自分の中に「何か」を持っています。

それはなんらかの表現方法を通して伝達可能な形にしないと他人には理解されません。

それどころか、表現方法と言うフィルターを通さないと、自分自身でさえそれが何なのかを意識的に理解できないこともあります。

誰かに自分のことを伝えたい、理解してほしい。

自分自身、今自分の中にあるものを理解したい。

これは誰もが持つ自然な欲求です。

だから、その「自分の中の何か」をうまく表現できる方法やツールを手に入れらえたら、とても幸せでしょう。

そういうツールとしては、

●話し言葉

●書き言葉(散文)

●短歌・俳句、詩、コピーのような言葉、韻文

●演芸(落語、漫才、洒落など)

●写真

●デザイン、意匠

●楽器

●メロディ、曲、リズム

●声

●体(踊り、体操、表情など様々)

●演技、劇

●映像

●料理

●プログラム

●創造物(建造物、モノ、現代アートなど)

●働き方やビジネス

など、いろいろあります。

実はこれらの多くは義務教育の段階で体験することです。

作文を書いて、絵を描いて、韻文をつくってみるし、音楽の授業では歌って楽器にも触ります。

運動会には踊り、文化祭では演技もします。

つまりそれらは、「何かひとつくらい自分にぴったりな表現方法を見つけましょう」とい教育だったのでしょう。

今はまだプログラミングは小学校の授業には入っていませんが、それが表現方法でありえるなら、早めに子供たちに体験させればよいかなと思います。

自分に合った表現方法が見つからなくて、周りの人に理解してもらえなかったり、自分自身が自分の感情をうまく扱えなかったりするのはつらいことでしょう。

わかってもらうことを諦めたり、拒絶したり、絶望することもあるかもしれないし、暴力や「閉じる」という行動で自分を表現しようとする人も出てきます。

なので、そのツールとなりうるものの選択肢はできるだけ多く、誰もが通う義務教育の中で触れる機会があればいいと思います。

また、「自分の表現方法と巡り合う」という教育目的を明示的に伝えることも役に立つのではないでしょうか。

今もしあなたが、「誰にも伝えられない、誰にもわかってもらえないことがある」と感じているとしたら、それはコミュニケーション能力が低いわけではなく、もしかしたら「自分の表現方法とまだ出会っていないから」なのかもしれません。

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