見出し画像

11月9日 第3回「御代替りを言祝ぐ〜大嘗祭と阿波忌部〜あなたの中に宿るもの」

世界最古の国日本の古代史の真実。

世界最古の小説、源氏物語を女流作家が書いた価値

大嘗祭を経て初めて霊力ある大祭司天皇陛下が誕生

阿波忌部が持つ透明性こそ日本人の利他心の源流

透明感と存在感が統合することこそ日本の未来

今しか出来ない祈りの存在(天皇)への祈りの時

少しでも興味を持たれた方は、是非お越しください。ご自分の中に宿る懐かしき何かと出逢うことができるかもしれません。

2019年11月9日(土)19時~21時30分
会場:北とぴあ(王子駅)
東京メトロ南北線 王子駅 5番出口 直結
京浜東北線 王子駅 北口 徒歩 2分
都電荒川線 王子駅前 徒歩 5分

アクセス詳細はこちら
https://www.hokutopia.jp/access/

料金:¥4,000円
※高校生以下無料
※大学生・専門学校生先着100名無料

画像1

前回第2回開催時

2019年7月14日(大嘗祭が開催される11月14,15日の4か月前)に御代替りを言祝ぐ大嘗祭と阿波忌部開催しました。

林先生基調講演

画像2

「天皇即位と大嘗祭と阿波忌部」をテーマに大嘗祭についての内容と意義を解説頂きました。

・皇位継承儀礼の1つで、天皇陛下が即位して最初の新嘗祭のこと
・大嘗祭とは、天皇霊(大王霊)と一体となる儀式
・大嘗祭が整備されたのは天武・持統天皇の時代

新嘗祭について
・稲の収穫を祝い翌年の豊穣を祈願する祭事
・収穫された新穀(稲穂)を神前に献上し、感謝の念を捧げ、
これを神(自然)からの贈りものとして食する儀式
・11月23日「勤労感謝の日」は本来、新嘗祭の日
・旧暦で冬至の日が新嘗祭。冬至の日に忌み籠り、新穀を
天神地祇・神(自然)に献じ、神と食して生命の甦りを図った。
・天岩屋戸神話はこの象徴

「大嘗祭の意義」
日本は建国以来、一度も王朝が断絶したことのない尊い国
・3世紀ころから21世紀まで途切れることなく歴史が継承されている。それは世界の奇跡

初代は神武天皇、魏志倭人伝では卑弥呼と言われ、天皇陛下が交替するたび日本の起源となる歴史を再生し
現代に甦えらせる役目を果たしている。いわば、日本国が辿ってきた歴史記憶の再確認作業

林先生から、大嘗祭を知る事でこれからの時代の生き方のヒントについてを教えて頂き、
これからのバーチャルの加速により、失われた心の渇きや日本の心が求められる時代になると想定し

新時代は
「精神の満足度を求める時代」
「本質と本物を求める時代」
「日本の原点を見つめる時代(原点回帰)」
いつの時代も原点を見つめて新しい時代を迎える事が大切。それによって未来を創る。
その原点を見つめるにあたってのヒントになるのが大嘗祭

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

阿波忌部を現代に活かすという事で 林先生に阿波忌部の意味と価値について語って頂きました。

伝えたい阿波忌部の精神
日本各地にに残る阿波忌部の精神
(フロンティア精神)
・日本各地に進出し、多様な産業を伝播させました。特に海路黒潮で房総半島にわたり関東を拓きました。

(産業興しの精神)
・良質の麻、穀を植え、日本各地に農業、生活、産業、文化の基礎を築きました。

(共存共栄、平和の精神)
・安房神社境内の忌部塚には、房総半島に農業、漁業、建築技術をもたらし、先住民族とともに力を合わせて房総の地を切り拓いたとあります。

(相互扶助、救済の精神)
・茨城県結城市小森の「大桑神社」には、阿波忌部なるものがこの地を通ると、大桑の木が茂り、その部落の人の欲するまま蚕を与え、養蚕の仕方を教えたとあり、それが結城軸のもとになりました。千葉県勝浦市の阿波忌部末裔の伝では、天変地変の時は、自給自足をして皆で分け合って命をつなげるのは忌部の義務だといいます。

画像8

画像9