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「伝わる」なんて思っちゃダメ。「伝えきる努力と技術」 頑張ります!

たまたまご連絡いただいた方から、衝撃のお話が!

「あんたのこと知らんけど、俺は好かんちゃね。」
「悪い噂ばかり聞きよるよ。」
「補助金の申請に行ったら、やかましく言われて嫌だった。」

とのありがたいお言葉をいただきました。
これ、すっごいありがたい。。。こんなこと面と向かって(電話だけど)言ってくれる、ほとんど面識のない壱岐の人は初めてかもなんです。

この5年で「おかしいでしょ!」と直接言ってくれた人、過去に1人だけ。
あ、役場からはちょこちょこ言われますけど、そこはちょっとケースが違いまして、僕の行動や言動に対して「面と向かって、なんなんすか!」と言ってくれた人は本当に1人だけでした。彼は仲良しで、僕も大好き。だから、真っ直ぐ言ってくれたのがすっごく嬉しかったし、今も心から感謝してる。

で、昨日別の方からいただいた上記の言葉。

「あんた知らんし、会ったこともないけど、好かん」

と。
もはや訳もわからないけど、わざわざ電話くれて、ちゃんと話してくれた。酔っ払ってたと思うけど、嬉しかった。僕はそんなあなたが大好きです(笑)

「悪い噂ばかり聞きよるよ」

これもみんなそうなんだけど、僕の前では「聞いてないふり」してくれます。大人の対応してくれます。そして、裏では言いいたい放題言ってます。

3、4年前は、反市長派の議員さんが、議会で大騒ぎして、それを地元の新聞さんが書き立てる、という構造で表向きに堂々と言われることももちろんありました。議員さんの、全く裏取りしない情報のみで書かれるので、だいぶ偏るところに、推測がしっかりと乗ってすっごい極悪人みたいになります(笑)

でも、これも不思議なもんで、3年もしたら自分も「はいはい、またか」となんとも思わなくなるし、それなりに結果出したらツッコミどころが減ってしまったのか、だいぶ静かになりました。そんな中、こんな風に、「直接」言ってくれるなんて、なんとレアなことか・・・

何もかもが偏った推測で広がっていく壱岐での「噂」は尾と鰭となんなら羽がついて、えらいことになります。架空の蟻が現実の龍になるくらい(笑)

そんな性質の場所で余所者の僕が、なりふり構わず必死で生きてて、
イルカと観光客と役場と留学生にまで絡んでいて、ワイワイやっていたら、
当然噂話の話題にはこと欠きません。

こんな中で「悪い噂ばかり聞くよ」って言われるのは、だいぶ当たり前だし、今となっては、何も言われないよりだいぶ光栄です。4年経っても、「あー!あなたがあのイルカパークの社長なの!」と言われます。「あの」って、最高の褒め言葉ですね、これ(笑)

そして、最後の

「補助金の申請に行ったらやかましく言われて嫌だった」

もうこれは彼此5年以上、日本中の国境離島で言われています。(笑)
昔、国の下請けで補助金申請の審査委員とか相談会やっていたんです。
その時に、あまりにも要件から外れたものが多すぎて、「いやいや、そもそも論、違いますよ。」というところから始まりますが、

結果的には 「受かるように」「アドバイス」 している 「つもり」 で話していましたが・・・・って感じです。

これ、全然相手には伝わっていなかった(笑)
「やかましく言われた」で止まっちゃうんですね。
いま思えば、そうだろうな、とよーーーーくわかります。

あの頃は「ダメって書いてあるじゃん、まずはルールブックちゃんと読んでよ。」と心から思ってましたし、ため息も、感情も顔に出てたと思います。
一応、話す時は出来うる限りの作り笑顔で、すっごい優しく「これではダメです。でも、こうやって書くといいですよ。」と言っているつもりでした。

が!!!多くの人が「ダメ」の時点でその後を聞く気無くすんですね。
「でも」以降が全く聞こえてない。

これ、本当に申し訳ないんですけど、僕は全然そうじゃないんですよ。。。
むしろ、ダメで当たり前だと思っているから、「はいダメ!」と言われると、その後の「でも、、、、」とかが欲しくなっちゃう。
「ぬぉ!そうですか、じゃぁ、どうしましょう!」と本気で思えるし、聞いちゃう。だいたい「自分で考えろ!」と終わるんですけど、それでもこの「ダメ」という事実確認が僕にとってはだいぶ大事。

これによって、さらにいいものが生まれる可能性が広がるし、うまくいく可能性も広がる。僕を拡げてくれている感じなんです。

ただ、この「でも以降」がなく、善後策ではなく、リスクやどうにもならないデンジャー*のことをトウトウと話されると、やっぱり疲れちゃいますけどね。。。
(* 花火大会の時に、「花火が倒れて客席に行ったらどうする!」と言われました。これ、どうする?じゃなくて、倒れないようにする、だけで倒れたら、謝るしかないです。スーパーマンじゃないんだからさ。。。それを聞く人の脳みそが理解できない。)

でも、多くの人が僕みたいではなかったんですよ。
まぁ、当たり前ですけど、そうじゃなかったんですよね。。。
ということで、「やかましい奴」ということで落ち着きました。

これら、結局、全て、僕の「伝え方」のミスなんですよね。

僕がどんな人間か。
僕が何を目的に、何をしているのか。
僕が何のために話し、行動しているのか。

物事には、全て、原因と結果があると思っています。
人がそう思うことにも、僕の言動、行動にも全て原因(理由)があるはずなんです。
それらを「伝えきれていない」これは僕が「(この位で)伝わる」と思ってしまっていて、話したり、行動してしまっているからだったり、元広告屋のくせに、自分のやっていることを丁寧に伝えようとしていないってのがこうなっている最大の理由なんではないかな、と気づきました。

・・・まぁ、うっすらわかってはいましたが、
正直、めんどくさくて、えいやー!ってやっちゃっていました。。。
昨日の電話は、そんな僕をいまいちど、戒めてくれて、
「ちゃんとやれ!」と教えてくれた気がしました。

多くの人には、僕が島にいる理由もわからないでしょう。
そして、それは僕も正確にはわからない(笑)

ひとつだけ間違いないのは・・・

「島と気が合って、生きいてる環境の全てにおいて東京よりずっとずっと良かったから」

ということだけ。

様々な偶然が繋がって、いまココにいます。
神々の島だけに、神様のお導きでしょうか(笑)
しばらくはこの流れに乗って生きていきます。

そんな生き方、やり方、やっていること、イルカも、それ以外も、事業も、遊びも、全部、みんな、ちゃんと「伝えられる」ように、しっかりと、丁寧に、発信していこう、と思います。

押忍

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