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総員、今すぐその場所に行こう!

友達が欲しいなら自分と合う人がいる場所に行こう。

これは人が沢山いる場所や目立つ所という意味ではない、自分と同じような仲間を必要としている場所という意味である。

昔であれば公園に行けば誰か居たし、学校に行けば大体誰かとは友達になれました。

まずは趣味がベターでしょう、執筆、絵や漫画、音楽、読書、ゲーム、アニメ、ハンドメイド。

そうした自分が好きなことや得意なことのコミュニティにまず所属して、自分の中から意欲が湧いてきたら自分でも発信を始めましょう。

では早速はじめましょう、本日は自分にとって意欲的な活動が必ずしも目立つようなことである必要はないよ、という話。

音楽は至高の波動

音楽は振動、言葉を超えた存在、ですから波長の合う人と繋がりやすい。

楽器が演奏できるならYoutubeやTwitchでコツコツと気長にライブ配信するといいです。

はじめは誰も来ないけど、数年後にはそれなりの自分だけのコミュニティーへと成長している筈。

いきなり機材をそろえるのは大変、ですからまずはスマホでYoutubeshortsやInstagramやツイキャスを試すといいです。

TikTokに収録した動画を上げるのもいいですね。

イラストや漫画は世界へ

お絵描きも繋がりを広げやすいジャンルです。
仮にイラストが描けなくても大丈夫、初心者から始めても自分が上達していく様を見てもらうことができます。
大切なのは自分の絵が上手だとか下手とか変なこだわりを持たないこと。

はっきり言って今現在、最前線で活躍している神絵師たちが自分のコミュニティで意欲的に配信しているため、少々絵が描ける程度ではどうせすぐに成果は出ません。

だからはじめから見られることを意識することなく、好きだから書いている人たちとコツコツ繋がりを育てていくことが大切です。

もしすでに自分が子供の頃から絵が好きでコツコツ絵を描いており、そこそこの画力をお持ちなのであれば、かえってそういったフォロバ目当ての繋がりは求めないほうがいいでしょう。

そんなことよりも自分の画力を生かし全力で絵を上げまくりましょう、様々な場所とタイミングで公開してみて、それらの体験を自分だけのノウハウとして蓄えましょう。

あなたと同じようにクリエイターはお目が高いです、だからかなり早い段階で拡散力のある先輩があなたの絵をリツイートしてくれ、一気にフォロワーが増えるということが起こるでしょう。

その際は誠心誠意、お礼を言いましょう、何故なら彼らも自分と同じように、さらに先輩から救い上げてもらった経験があるからあなたをリツイートしたのです。

そしてこの経験を忘れてはいけません、自分が同じ立場になったとき、次の若手に手を差し伸べねばならないからです。
誠のクリエイターは数が少ないからお互いに助け合っています、その輪の中で自分ができることを皆が精一杯しているのです。

絵の上達と共に環境をアップグレードする喜びにも触れましょう、はじめから何十万も初期投資しなくても大丈夫、Wacomの液タブやCLIP STUDIO PAINTのためにお小遣いを貯めましょう。

くれぐれも安いからといって品質の低い機材を購入しないでください、かえって損をします。

好きであればこそ、ちゃんと調べる癖を付けましょう、わからないことは必ず周りに聞きましょう。どうせ新しい環境になれば、その都度学ばねばならず時間がかかるため焦らなくていいです。

ゲーム配信は幅広い層に大人気

ゲーム配信も言わずもがなです、いま最もリアルタイムで繋がりやすいのがゲームだと思います。自分で配信しつつ、既に沢山いる配信者と交流をしてその輪を広げていきましょう。

お気に入りの配信者の配信にお邪魔して、惹かれたらドネーションなどして自分を知ってもらいましょう。
ゲーム専用のTwitterアカウントを作り、他の配信者と繋がりましょう。

ゲームにも沢山ジャンルがあり、どれを選択するのか迷うかもしれませんが、はじめは自分が得意なものや好きなもので構わないと思います。
オススメなのは活気のある企画で定期的に盛り上がっている界隈です。

FPSや格闘ゲームやRTA関連はいつも活気に溢れています。
意外とローグライクゲームやシュミレーションゲームも見てもらえます。

すでにパソコンをお持ちで家庭用ゲーム機を所有しているのであれば、キャプチャーボードを購入するだけですぐにYouTubeなどで配信できます。

まずは配信ソフトなどで録画した動画を各プラットフォームで公開しながら自分を表現することに慣れていきましょう。

それから少しづつ音響関係をアップグレードしてライブ配信にもチャレンジしてみてください。

ハンドメイド/手仕事

もしすでに手芸などの小物作りをしているのならそれは素敵なことです。

手元をスマホやテレワークの時に使うようなwebカメラで映して、作っている様子をみんなとお話でもしながら配信してみよう。

地元で開催される最寄りの参加イベント出店のための制作やその話であったり、オーダー品の制作の状況を配信している人も多いです。

webカメラは、はじめは安いもので構わないと思います、配信を始めてすぐにいきなり沢山の人が見に来ることはありません。

ですから配信活動に慣れながら徐々に調節していきましょう。

だんだん人が増えてきたら、SONYのVlog用カメラと交換するなどして、自分の素晴らしい表現活動を一層シェアしましょう!

マイクは判らないなら、『ロジクール G Blue Yeti BM400BK」などがいいと思います。くれぐれもわからないからと数千円のマイクを買ってはいけませんよ!

(一定のレベルの配信を目指す場合、マイク、オーディオインターフェース、マイクプリの3つが必ず必要で数万円かかります、その点Blue Yetiは半分以下の予算でセッティングも簡単)

配信は音が命なのでそこだけはちゃんと調べましょう。

個人的にハンドメイドなら配信プラットフォームはTwitchがオススメ、世界中の職人と繋がれる可能性があります。

惹かれたらTwitchで『コンテンツを探す』『クリエイティブ』のタブで実際に配信を覗いてみてください。

もしTwitchで良い動画が撮れたら、動画のアーカイブをYouTubeにあげなおすのも賢いやり方です。

趣味で無理に稼がなくていい

あらゆる活動について言えること、それはお小遣いを稼ごうとしないこと。

ただ好きでやっている、波長の合う人と交流するという自分が心地の良いスタンスを継続することが大切です。

今更なぜ配信活動によって収入を得るのが困難かという御託は置いておきますが、自分のモチベーションのためにも副業を念頭に置くようなことはしないでください。

今はほとんどお金をかけず高品質なコンテンツを見られる時代であり、かつ誰も彼もが忙しいのでそもそも時間がありません。

一部のYoutube配信のコメント欄を見ていればわかると思うのですが、明らかに小中学生が面白がってコメントしています。

学校の先生であればかろうじて給料を貰えているとか、教育の一環の公務として耐えられますが、普通の人間にはそれは無理でしょう。

自分の子供でも時にイライラするのに、どこの誰かもわからないお子様の相手をしたいのであれば止めませんがやめておくのが無難でしょう。

そもそも自分の配信に継続して人を集めるためにはかなりの労力が必要で、収益化までのハードルがそもそも高いです。

こうした極一部の点だけ考えても、いかに広告収入を得ることが割に合わないかがお分かりいただけると思います。

収益化の後も大変です、例えば数人の方が自分の配信を定期購読してくれたとします。月数百円の収入です(やったぜ)それで、その人たちが次配信に来たらヘコヘコ頭を下げて応対するのでしょうか?

正直私は会社の社長にすら頭を下げたりおべっかを使うのは嫌でした、とはいえ月に数十万円の収入で何不自由なく暮らせていたので我慢できました。

計算していただければすぐにわかることです、ライブ配信にどのくらいの人が来て、どのくらいの広告収入になり、メンバーシップによって定期収入がどのくらいになるのか。

副業と呼べるレベルは結局全体の1%程度だと思います。

正直近所で新聞配達したほうが地元の役に立つし効率も良いです。

好きなことをしたいのに、自分がやりたくないことを自ら率先して選択するようなことはしなくていいと思います。

ここで大切なのは、自分と近い人との繋がりの確保であり、お金はどうでもいいのです。

それとどのような配信であっても、いざ本格的に活動したいと思うと機材を揃えるための先行投資がそれなりに必要となります。

これに数万円から数十万円かかります。

え? 今の時代スマホ一つでできるよね? 本当にそう思うならすぐにやってみてください。

ただ時間だけが無駄に消費され、これは違うなと気づくことになるだけ。

何故そうなるかは簡単、プロの活動家は一定の期間で数十万以上の予算を組んで配信や動画を作っています。

そのようなコンテンツがすでに豊富に存在しているのに、今更どこの誰だかわからない人が、なんとなーくスマホで撮っただけの動画や配信が見られるか考えればわかることです。

すでに認知度の高い人が各プラットフォームの特性を戦略的に理解したうえで意図的にバズらせるから人が見るのです。

つまりは動画制作や配信活動には必要最低限の予算と労力がかかりますよということです。

自分の表現には少しだけお金がかかってケチると結局自分が損をするということ。

この世に物理的な制約が存在する以上、自分の芸術作品がある日突然、降って湧いたりしないのです。

おわりに

もうお分かりのことと思いますが、YouTubeやTwitterなどでバズを起こすのは基本的にすでに自分を確立している人、つまり自分の居場所に足をつけて活動している人です。

いわゆる無名の人や昨日今日はじめた新人がバズを起こすコツやノウハウなんてものは存在しません。

人はすでに自分を生きている人の意欲的な活動にのみ感化され、その人を周りに知ってほしいと思うからです。

勿論このnoteでもそうです。

自分本来を生きている人だけが、別の誰かの心を動かせるから。

つまるところ『場所にいく』とは、その場所に物理的に行くというよりも、すでにそうであるということに気づくための場所に移動するというニュアンス、その状態になるということ。

その状態になれば、事前に調べてどんな知識が必要か、機材にどのくらい予算が必要か、等々の準備にすらワクワクします。

無我夢中なので面倒だとか、その途中で疲れたりもしません。

つまるところ伸びしろにあふれる人は、もうすでに何かしらの活動に夢中になっている、ということ。

だから最後にまた言いますね、もう耳にタコ。

でも言っちゃう。

『ありのままの自分』『自分らしく生きる』

これが答え。

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