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誰かのために自分を偽らなくていい

誰かの役に立ちたいとそう願うのは、自分が本当にやりたいことの隠れみの。善い行いをし、自分を周りに認めてもらいたいという願望の現れ。

自分に自信がないから、内に秘めている本当の気持ちを隠している。
自分の気持ちを隠す傍ら、立派な人間であるとアピールし、良い人を装う。

本来の自分を生きるとは、良いも悪いも無関係。

恥も外聞も形振り構わず行動した暁に、周りの人たちに大きな影響を与えることができる。

良いも悪いも無く清濁併せ吞む形で、その影響は周りに波紋を広げてゆく。

自分以外の為になろうとする心の動き、それは即ち、その心が自分とは無関係であることを確認するため。

であればこそ、はなから自分の心に素直に従えば良かったとなる。

本当にやりたいことがわからない?

それはもありなん、当然のこと。

何故なら、自分の本当にやりたいことは一定の条件下においてのみ、自分の中から湧き出てくる思いだからだ。

では一定の条件下とは、それは自分が心地の良い状態である。

心地の良い状態とは、それは自分が心身ともに満たされた状態。

身体が満たされるとは、睡眠、食欲、性欲等の人間として基本的な欲求が満たされている状態。

心が満たされるとは、気忙しくなく、恐れや不安もなく心穏やかで精神が安定している状態。……さて、いかがでしょうか、今現在この条件を満たしている人がどれだけいるでしょう。

このように現代人のそのほとんど99%余りの人々が、心地の良いという極基本的なスタートラインにすら立てていない現状。

つまりは生きた屍のような人生を歩んでいるということ。

だからやりたいことなんて思いつかなくて当然。

これはきっと時代がそのような現状を求めているから。

とはいえそれを律義に受け入れる必要があるでしょうか?

そんな道理は存在しないはず、なら話は簡単。

生きた屍から脱却する唯一の方法、それはすでにこの世で自分本来を生きている1%の人たちの姿にインスパイアされることです。

そうして段々と自分本来を生き始めるとようやく気付くのです。

「そうか、はじめからこれをやりたかったんだと」

本当にやりたいこととは、本当の自分になる、本来の自分に戻る、そのことを思い出すということであると。

己がその状態になったとき、ついに周りのみんなのための存在となるのだ。

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