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僕が会社で働くことをやめた理由

20代の頃から何かおかしいなとは思っていたのです。どうやったって周りとは上手く馴染めず浮いてしまうような存在で。

それでも、一部の人からは個性的でいいとか、意思がはっきりしている、自分をしっかり持っている、なんてことを言われてはいました。

今となれば、妻もいて、子供たちもいて、家族と一緒に暮らせるような日々を送っていますが、それまではどこは腑に落ちない毎日を過ごしてきたのです。

本当に心の底から安心できる相手は、愛犬たちくらいなもので。今での犬との時間は本当に何も考えなくて済む癒しの時間です。

そんな僕が会社で働くことをやめようと思い出したのは、ネットでもどうやら稼げる時代が来たらしいということに気づき始めた頃です。

それは27歳くらいの頃だったと思います。ちょうどランサーズやクラウドワークスが立ち上げられ、フリーランスと呼ばれる人たちが少しずつ仕事を求めて集まり出しているような時期でした。

そういう時代の変化や新しい情報には、昔から敏感なところがあり、当時はやっていた「ドラッガーのマネジメント」もかなり読み込んでいました。

おかげでマネジメントに関する知識や、マーケティング、イノベーションなどについてもかなり勉強になったことが、今の活動にもかなり生かされています。

とはいえ、いきなりネットを使ったビジネスなんて初めても、簡単に上手くいくはずもなく、とりあえず何かスキルを身につけなくてはと、AdobeのIllustratorとPhotoshopの使い方を学び、資格試験に挑んでみるものの、点数が低すぎて合格できず、一旦は諦めてしまうのです。

そこから、メルマガだとかnoteなんかに手を出したり、PIXTAでイラストの販売を始めてみたりなんかもやっていましたが、どれもなかなか結果には結びつきませんでした。

思い切って続けてしたアルバイトを辞めて、何もない状態でフリーランスとして真剣にやってみるかと、半年ほどWebサイトを立ち上げて、SNSでもたくさん発信したのですが、何をやっても上手くいかず。

今となれば、その原因はいくつか考えられるのですが、当時は本当にまっさらな場所で一からガラクタを集めて村を作っているような感じで、そんなところに誰かが集まってくるわけもなく、かれこれ3、4年くらいはまたアルバイト生活に戻っていたのです。

それでもやっぱり納得がいかないことがたくさん出てきてしまいます。組織というものの中にはどうしても馴染めないのです。

責任逃れをしてばかりいる人、努力もせずにラクばかりしようとする人、コソコソと仕事して給料をぶんどっている人、いろんな人たちを見ては苛立ち、自分ばかりがストレスを溜め込む毎日は本当に疲れるものでした。

そこからいろんなことがあって、僕はもう一度会社で働くことをやめて、またゼロからフリーランスとしての活動を再開したのです。

今後はプログラミングやライターという武器を集中的に成長させていこうと、焦点を絞って勉強を始めます。

今一緒に暮らす妻と一緒に同棲を始めたのもその頃で、いろんな迷惑もかけてきましたが、ここ数年でようやくお金も稼げるようになり、気持ち的にも余裕が出てくるようになりました。

それでもまだまだやるべきことはたくさんあるし、個人事業主からビジネスオーナー、投資家といった新しい働き方への移行も進めていくつもりなので、足を止めるわけにもいきません。

会社で働き続けていれば、きっとこんなに前向きに仕事に取り組むことはなかったでしょう。

自分で仕事を作って、お金を稼ぎ、生活をする。それがどれだけ大変で、楽しくて、続けたいと思えるか。

そんなことに前向きになれるからこそ、今でも頑張ろうと思えるんです。色々と辛いこともあったけれど、そんな時期があったから今こうして前に進めているんだろうなと思います。

今、会社でいろんな悩みを抱えている人も、これからの将来について不安を抱えている人も、きっと大丈夫です。

こんな僕でさえ、ちゃんと個人としてやっていけてるんですから。

諦めずに、前を向いてやれることから進めていけばいいのです。そのうち誰かが助けてくれるようになるし、仕事をくれる人だって現れます。

それまではどれだけ辛くても、なりたい自分に向けて努力し続けましょう。

きっとあなたも大丈夫。







ゆるくゆるくいきましょう♪