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からむしの繊維で筆づくりに挑戦


からむしの繊維との出会い

いつもお世話になってるソンべカフェで開催されていた「糸マルシェ」
ボランティアの帰りに立ち寄ってみただけだった。

そこでたまたま見かけた「からむしの繊維」
はじめは「これなんだろう・・」くらいだった。

福島県の昭和村が「からむし織り」の産地と教えてもらった。
どうやってこの糸ができるのか、工程を教えてもらって興味が湧いた。
人の手で作られるものには、やはり思いを感じる。
この作り手さんの動画を教えていただいた。

そして、房飾りを見ていて想像が膨らんだ・・・。

そうだ、筆にできるかもしれない

単品の生成の束を購入して、試しに作ってみよう٩( 'ω' )و
折角だからできるだけ自然のもので作ろう。
ということで・・・由比ヶ浜の海岸で流木を探し、100円ショップでノコギリ、彫刻刀、紙やすりを購入して、からむしの繊維を埋込む部分を掘ったり削ったりしながら、どの流木が長持ちして相性がいいか、確かめながら3本に絞ってみた。
そして、からむしの繊維を筆らしく束ねて整え、流木に埋め込んでみた。

果たして、墨につけてどんなものか、全く想像がつかない。
経験をしている蔦筆に似ているだろうか・・
そんな想像をしながら、とにかく準備して書いてみることにした。

いざ、からむし筆で書く

これが面白く楽しい♪( ´θ`)ノ
やっぱり筆先をコントロールしようとしても、思い通りの動きはしないところが味のある動きになってくる。そこも含めて線を描けるようになる技術はまだないけれど、初めて書く文字にも楽しさを感じられた。

何度も繰り返し使えるのか、長持ちする手入れ方法などまだわからない。水に濡れても大丈夫と教えていただいたのは、繊維を綺麗な糸状につくる過程を知ると納得できた。大事に手入れをすれば長く使える感触を感じた。長さや太さの違う筆も作ってみようと思います。


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