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色眼鏡を外す

 初対面の人に会うときはとくに、相手がどんな人か気になるものです。それで周りの声に耳を傾けると、あまり芳しくない情報が入ってくることもあります。そうすると、会う前に相手のイメージが固定され、こちらの態度がぎこちないものになります。
<省略>
もし相手を見誤っていたなら、人と親しくなるチャンスの芽を自分の手で摘み取ることにもなりかねません。禅で「色眼鏡をかけない」といういい方をするように、先入観で人を判断しないよう自戒してください。

枡野俊明「小さな悟り」p103 三笠書房

「見たがる」「聞きたがる」「話したがる」

新しい年度を迎えると、新しい出会いが多いものです
期待にワクワクする気持ちを経験します
いい出会いがあると嬉しいものです
がしかし
「初めて会う」ことに不安を感じる人も多いと思います
今の時代は、検索して調べるという話もよく聞きます
手軽に調べられますから
人は情報を欲しがり知りたがりますよね

中には直接話を聞いた訳でもないのに
よく知っているかのように
人から聞いた話やSNSなどで得た情報を話している人もいます
そしてそんな話に興味を持って聞いてしまいます
多くの人がそういう一面を持っていると思います

鵜呑みにしない

僕もそういう情報に振り回された経験があります
情報を容易に得ることができる時代
戦争も情報戦と言われるくらい
人は情報に振り回され誤った判断もしてしまいます
情報を目にしたり耳にしても
何が事実なのかわかりません
先入観の情報は鵜呑みにしない
知ってしまった情報でもった印象があっても
先入観は先入観としてしまって置いて
自分で確かめ正しい理解と判断ができるよう
意識していたいものです

先入観を持たれているかもしれない

もしかしたら誰かが自分の印象を伝えて
先入観を持って見られているかもしれません
自分もどんな印象を与えるのか
誤解されやすい人もいるかもしれません
どんな第一印象を与えているだろう
話してみてどんな印象を感じさせるだろう
それを気にし過ぎる必要はないと思いますが
しっかり伝えたい人に
言葉も態度も印象も伝える気持ちと努力は
意識したい
ものです

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