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“小さな悟り”から思うこと

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住職である枡野俊明さんの本「小さな悟り」 一章 人生に迷ったら 二章 人間関係に悩んだら 三章 仕事で困ったら 四章 老いを感じたら 五章 将来が不安なら 全部で99の考える機会… もっと読む
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2023年7月の記事一覧

自分の体と「よく相談する」

今、満たされることが優先「腹八分目は最高の健康法」ということですが なかなか習慣になりません 子供の頃から現在も、田舎の親戚を訪ねると 「食え、食え」「遠慮せんで食え」と1件目も2件目も3件目も食わされます もう腹一杯だからと断っても「遠慮せんで食わんか」と言われますね 遠慮じゃなくて・・と言ってもお構いなし おもてなしを断るのは失礼、という気持ちになりながら食べるおかしな文化ですね これは昭和の田舎の一面でしょう 周りを見渡すと「バズる」「楽しい」「満たされる」に溢れて

“一病息災”の気持ちで生きる

今月帰省した時のこと実家の父がとても凹んでいた 「車の運転でミスって助手席側を駐車場のポールで擦ったがよ」 目の手術や注射とか受けたり、瞬時の判断も衰えているだろうし 人身事故とかじゃなかったから良かった 父は「来年の免許更新はしないほうがよか・・」しょんぼり 大きな事故になる前に、小さな事故で気づかせてくれた 父にとっては大きな出来事ではあったようだけれど こんなに長生きするとは・・・父の実家のある地域に母を連れて伯父や伯母に会いに行った 90歳近い年齢になって、畑仕事

孤独と「友になる」

「孤立」しない「孤独」を楽しむ「孤立」と「孤独」は似てるようで大きく違いそうですね 確か「孤立」は客観的、「孤独」が主観的な捉え方だったっかと思います 一人で寂しさを感じることもあると思いますが 一人を楽しむのもいいものだと思います 「孤立」してしまっても一人で楽しめる時代になったと思う 「孤立」と「孤独」の違いが曖昧になっているかもしれない どっちなのかわからない人が増えているのかもしれない 客観的な「孤立」ではなく ゆとりある「孤独」が楽しめるといいかもしれない 「孤