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自分の体と「よく相談する」


 修行中の禅僧の一日の食事量は、おそらく千キロカロリーに満たないのではないかと思います。ですからたいていの人は二週間から一ヶ月で、脚気か栄養失調か、どちらかの症状が出ます。いまの健康常識からいえば、全員が“病人”です。
 しかし病院に行かなくても、三ヶ月もすると回復します。さらに三ヶ月くらい経つと、あれほど苦しんだ空腹感もなくなります。おまけに半年から一年で毒気が抜けるのか、お肌はスベスベ。色黒だった人も色白になります。この経験から私は「人間の体に潜在的に備わっている治癒力のすごさ」を実感しました。

桝野俊明「小さな悟り」p182 三笠書房

今、満たされることが優先

「腹八分目は最高の健康法」ということですが
なかなか習慣になりません
子供の頃から現在も、田舎の親戚を訪ねると
「食え、食え」「遠慮せんで食え」と1件目も2件目も3件目も食わされます
もう腹一杯だからと断っても「遠慮せんで食わんか」と言われますね
遠慮じゃなくて・・と言ってもお構いなし
おもてなしを断るのは失礼、という気持ちになりながら食べるおかしな文化ですね
これは昭和の田舎の一面でしょう

周りを見渡すと「バズる」「楽しい」「満たされる」に溢れてる
僕も両足つ混んでるし、確かに気持ちいいものです
気持ちもお腹も「今、満たされる」ことが「幸せ」と思いがちです
腹八分目を数ヶ月〜一年と続けて得られる「満たされる」「幸せ」は流行らない
そんな感じではないでしょうか・・


ほどほどの先にある笑顔

今が満たされるのではなくて
頑張った先にある喜びもいいものです
今満足することが充実感を感じれる
今結果を出せたほうが嬉しいし評価されやすい
ただ「満足を得る」「結果を出す」を続けることはできない
そして「不満が増える」
目的を見失ってしまうのです
美味しいものがいただけたら嬉しいけれど
健康であってこそいつまでも美味しくいただける
いろんな味を知ってこそ、美味しさがわかる
長く元気に楽しんでいけるのも
ほどほどがちょうど良い


自分の体とよく相談できてない

頭でわかってるんだけどな・・
自分の体とよく相談できていない
誘惑に負けっぱなし
欲望に負けっぱなし
8割は負けてる感じする

ウォーキングやジョギングして体づくりしてみたり
健康も意識するけれど
体を無視した選択をしていることが多い
もっと自分の体と相談することが必要だと改めて思う

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