心を洗ってくれるものや人たち(6月1週目の日記)
6月2日 海に還ればいいんだ
先日、久しぶりに海に身を浸してみたら、その物凄い浄化力に驚いた。
頭も心も真っ白になって、体の奥のエネルギースイッチのありかが確認できたような。心にも体にもどろっとした毒気や冷たい水分のようなものが溜まりやすい私は、定期的に意識的にそれを排出することが必要なのだろう。
たとえば、入浴やコールドプレスジュースを飲むこと、温かい涙や感情を発露させる人やものやカルチャー触れることは、日常的に行えるデトックス法。
それでも、時々、ヘドロのように疲れてしまうと、ケアすることすら放棄する。次第に、眠れなくなり、食べ過ぎたりお酒を多めに飲んでしまったり、ジャンキーな言葉やカルチャーに触れて、ますます毒を溜めてしまうことも。
そんな時は、海に還ればいいのかと思た。どんなデトックス法よりも、私に効くようだと感じ入った。
6月3日 私の人生をミュージカルになぞらえてみる
音声配信番組Voicyでは、ドイツとパリで実業家として活躍している、飯守篤子さんのインタビュー前編をリリース。20代でドイツ語を話せぬまま、渡独した篤子さんは、明るさと大胆な行動力、ビジネスへのシビアでクリアな思考、一方では、少女のような繊細な感性をもって、我が道を切り開いてきた人。
特に印象に残ったのは、「自分の人生は悲喜交々だけど、結局は、自分の描いたシナリオ通りに進んでいる」という話。そして、篤子さんの場合、その人生のシナリオは、子供の頃から憧れていた「サウンド・オブ・ミュージック」がベースであるのだと。
明るくも誇り高きマリア、愛情深く慈悲深いマリアは、たしかに篤子さんに重なる。
本対談は、聴き直していても、篤子さんの人間味が味わい深く、人生への前向きな行動力や思考に励まされた。
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ところで、私もミュージカルが新旧、舞台も映画も大好き。わが人生のシナリオをミュージカルに託すとしたら、どの作品だろう……なんてことを考えている。
6月某日 フラワー・オブ・ライフ
ライフとキャリアについて話を聴きに行くことが、仕事を超えたマイテーマである。本日は、フラワーアーティスト 竹内陽子さんのアトリエへ。素敵なアレンジをいただいた。
「花をデザインすることを学んで、自分らしいキャリアや人生をデザインすることの楽しさを知った」
竹内さんのリアルな足取りが感じられる言葉に触れて心洗われる午後。
花のようなあり方に憧れる。その存在や美しさを競うわけでも誇示するわけでもなく、ただ、自分として咲いていて、そこにエネルギーが自然と漂いこぼれ落ちているような、そんな生物としての美しさに憧れる。
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