Why(何のため)?が人を動かす

新規プロジェクトを検討しているなかで、パーパスについて深くしりたくなって、AI(Gemini)に聞いて出てきたサイモン・シネックのTEDトーク「優れたリーダーはどうやって行動を促すか」を見ました。
まだ途中までの視聴ですが、彼が説く「ゴールデンサークル」の概念、特に「Why(「何のために」)」から始めるという考え方が、私に深いインスピレーションを与えてくれました。

シネックは、人間の行動や意思決定には「Why」が重要だと指摘します。
この「Why」は、脳の大脳辺縁系が作用している部分であり、感情や意思を司るもの。
この部分は意識の根底にありながらも、言語化することが難しい。そのため、直感的な判断や感情が私たちの行動を支配しているとのことです。

一方で、「What(何を)」は、合理的・分析的な思考と言語を司る大脳新皮質によって処理されていて、この大脳新皮質は、人間(ホモサピエンス)の進化の過程で新しく発達した部分。
しかし、行動を促すのは、言語化された論理的な説明ではなく、より根本的な「Why」にあるという点が印象的でした。

この考えに触れたとき、私は「心」の大切さに気づかされました。
行動を根底から促すものは「Why」にあり、物事の表面的な部分ではなく、内面的な信念こそが、私たちの行動や意思決定を導いているのだと。

シネックはこう言います。「自分の信じるものを信じてくれる人に売ることを目指すべき」と。また彼は、「単に仕事ができる人を雇うのでは無く、自分の信念を信じてくれる人を雇うことを目指すべき」
とも語っています。

これは自分の信念を共有できる、いわば「仲間」や「同士」を見つけることが重要と言い換え得ることができるでしょう。
内面の「Why」を大切にし、それに共感してくれる人々と未来を築いていきたいと思います。


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