『すごい効率化』 金川 顕教

【POINT】
① 効率化はあくまでも手段であって、目的ではない。
出来た時間で自分をアップデートすることが真の目的。
② 結果が出ない人は「やり方がわかっていない」か「やっていない」かのどちらか。
③ 第一歩を踏み出さなければ結果は出ない。第一歩は「考えるより動く」ことです。


環境
•決まった場所と時間
家以外の作業場所を確保する。そこでは、同じ席、同じメニューで、勉強以外のことは一切しない。そこに行くと自然と集中力が高まるよう体に覚えさせる。
•パソコン環境
ペーパーレス化 検索可能、持ち運ばなくて良い。
クラウド保存!同期でいつどこでどんな環境でも見られるようにしておく
•操作 入力
ブラインドタッチ、ショートカット覚える、単語登録で作業時間の短縮。
定番化ではなく、常にベストな方法を探す。
•時間の断捨離
1日24時間は誰でも同じ。何をやるかではなく、何をやらないかを決める。
コンビニに行く、ATMでお金をおろす。テレビは時間の浪費。
朝活•夜活中はスマホに反応しない。

効率化ノウハウ
•CAPD
一般的なPDCAでは、やったことのない計画は立てられない。
C(検証•評価)から始める。結果を出している人、結果が出ていない人を研究する。
同じテーマの本を読む。どの本にも共通するのが重要なポイント。
•箇条書き記録法
一行でシンプルに。評価だけでなく改善点も。
目標、問題点、改善策があとで見やすいようにまとまっていること。固有名詞、期限、否定を入れる。
•しないことリスト
TO DOリストでは仕事は増えるだけで効率化できない。仕事を早く終わらせるには、仕事を抱えすぎないこと「しないことリスト」を作ること。
タスク管理は必ずランク付けとスケジューリング化。
•チームの効率化
他人からの仕事を優先する。進捗確認はオープンクエスチョン。
チームのコミュニケーションを高めるには接触を増やすこと。まずは人間観察から。話した回数時間を記録に取ってみる。
•50%見切り発車
学んでから行動するのではなく、行動して彼学ぶ方が圧倒的に結果が出る。
見切り発車するときは、CAPDを回すことを意識する、動きながら軌道修正をし50%から100%に近づけていく。
•情報収集
情報収集は本が一番良い。同じテーマの本を数冊読むこと、共通しているポイントは大切な箇所。
最も効率的な情報収集は自分で発信すること。インプットとアウトプットは50%ずつが理想。
•時間管理術
「時給思考」で考える。一時間無駄にするといくら損するのかを意識する。今自分がしていることがなんのための時間なのか意識すると無駄がなくなるはず。
即断即決。最強はあらかじめ決めておく。


コンディション
パフォーマンス=スキル×コンディション
•睡眠
仕事が終わらない理由は睡眠不足。まずは早起き、仕事で差をつける秘訣は、みんながやっていないときにやること。
睡眠の環境にお金を使う。マットレス、遮光カーテン、パジャマ。
•食事 運動
炭水化物より肉を食べる。
•コミュニケーション
自分ブランディング、ファンを作る。マジック、占いなどの特技があると相手に喜ばれる。


感想
働き方改革ということが世間で言われるようになったが、実際は残業すると上司が怒られる、有給を取れと言われるだけで、効率化といったところにメスが入っていない印象がある。
会社のシステムもそうだが、同じく自分もだ。
仕事を早く終わらせて、できた時間を自己投資しさらに効率を上げていく。このサイクルを回していくことでしか本当意味での働き方改革にはならないのだと思った。
そのための、小技からマインドセットまで書かれている本でした。

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