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【レース後記】東京レガシーハーフマラソン2023〜よしお、漢になれ!〜

こんばんは。よしおです。
いつもnoteを更新するときって、しばらく間が空いてしまって月末になって
「○月も終わりですね」みたいな下りを話している気がします。

8月から出張・ロケ・イベントと体力系のプロジェクトが多くて
先々週ついに風邪を引きました。へくしゅんっ。
幸い今は回復し元気に過ごしています。

さて、先日のMGCと同時開催だった東京レガシーハーフマラソン2023(以下、TLH)のレースを振り返ります。
集中して走ったのでぼんやりとしか記憶してないですが、宜しければお付き合いくださいませ。

〈記録〉
グロス 1:31:47(PB)
ネット 1:29:11(PB)

ネットではありますが、サブ90達成&持ちタイム16分更新できました!
自分の中では、年明けのレースで達成することを想定していたので
びっくりと同時にとても嬉しかったです。
当日は土砂降りで決していいコンディションではありませんでしたが
そんな中でも結果に結びついたことは自信に繋がりました。

〈スタート前〜序盤〉
当日は朝5時に起床。寝室がかなり冷えていた。
朝ごはんは前日に作り置きしていた、よしお特製の焼きおにぎりとお味噌汁。元気よくおにぎり4つ食べた。
8時半ごろに国立競技場に到着してトイレと着替えを済ませた。
Cブロックスタートだった自分は幸いにも屋根の下で待機だったので、
土砂降りの中では恵まれていた方でした。とはいえ、アームスリーブを着けていてもかなり寒かった。
序盤は、予想通り外苑西通り〜靖国通りに入るまでの道が大渋滞。
この区間をいかに素早く脱出して自分のペースを作っていくかが
戦略の一つだった。最初の1キロは4:30で入り、スリップ・交錯する
リスクを回避しながらもうまく上り坂を攻略できたと思う。
靖国通りに入ってすぐ、MGC男子の先頭集団が対向車線からやってきた。
憧れの大迫選手や川内選手が、最後の力を振り絞って国立に向かっていく姿に感動しつつ、走りながら大きな声援を送った。
富久町の交差点を曲がるとしばらくは下りが続く。
2キロ以降は今まで練習でさほどやってない(しかも短い距離でしか出したことがない)キロ4:05~4:14ペースで突っ込んでいった。

〈中盤〉
5キロを超えてからもキロ4:05~4:10の積極的なペースで走り続けた。
比較的筋肉質タイプの自分にとっては、降り続く雨が体温上昇をうまく抑制してくれていた。息が上がることもなく楽な気持ちで突っ込み続ける。
気がつくと周りはBブロックスタートのランナーさんたちばかりだった。
自分よりも走力のありそうな方々の集団に紛れ込むことで、前向きな気持ちが沸き起こり、着いていくことでペースが担保できる環境だった。
スタートから50分経過したところで栄養ジェルを補給。
2回に分けて口の中に流し込んで、タイムロスにならないように心がけた。
沿道から声をかけてくれる方々へ手を振りながらペースを維持する余裕が残っていた。

〈終盤〉
飯田橋付近で時計を確認した。
元々はキロ4:20で設定していたので予定よりも早くレースが進んでいた。
この時、あともう少し攻めていけば90分切りができることに気がついた。
次に自分の体の状態を落ち着いて分析してみた。
ここまで普段の練習でも滅多に出さないペースでずっと押しているからか、
脚に疲れというか重たさを感じてはいた。けれど同時にまだ脚を使い切っていないこと、残り6キロくらいならばあと1つギアを上げて走り切れる気がした。もう、やるしかない。駅伝ファンならお馴染みの「漢」になる瞬間がやってきたのだ。

ここから本当の勝負が始まった。
市ヶ谷を通過すると行きとは逆に緩やかな上りがはじまり、その先に待つ外苑西通りの急激なアップダウンがこのコース最大の難所。
ここまで持続していた集中を切らさないように自分と対話しつつ、ペースを上げた。息づかいが徐々に荒くなってくる。脚が少しずつ動かなくなってくる。それでもスピードを落とさないように腕を大きく振る。運営管理者から檄を飛ばしてくれる人はいない。だから自分で檄を入れる。
「頭から突っ込め!」と。
国立競技場へ戻ってきた時には、完全にハアハア言いながら走っていた。
今すぐ止まりたい気持ちを必死に堪えてフィニッシュラインに飛び込んだ。
手元の時計を見た。1:29:11。ギリギリだけど、自分に勝った。
自然と気持ちが高揚し、雄叫びを上げた。全身全霊でやり切ったからこその
咆哮だった。よしおは、漢になったのであった。

こうして、シーズン第2戦の激闘が終わりました。
こんな結末になるとは予想もできなかったけれど、
今まで取り組んできたことが一つ結実したレースでした。

身近な人へ報告すると、一緒に喜んでもらえてとても嬉しかったし
これからもっともっと挑戦していきたいと決意が強くなりました。
応援してくださった全ての方々へ感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうございました。

そして、今週末は中2週間で臨むフルマラソン。
いい準備をして何かを勝ち取るレースを展開したいと思います。

それではまた。

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