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猫が政治家ってどういうこと?成田悠輔さんの考えを熟考してみた!

先日、YouTube動画で未来予測について斬新な考えが聞けました。
成田悠輔さんが出演されているこちらの動画です。

https://youtu.be/jZ-FD9xIWBc YouTubeより引用

政治家の役割の話の流れで成田さんが、政治家の実務としての役割はソフトウェアなどにとって代わられて、タレントやマスコットとしての政治家は将来、”猫とか”にとって代わられるんじゃないかというおっしゃってました。

なかなか理解しがたい内容だなと思ったのですが、説明を聞くと選挙の仕組みは人気と知名度があれば勝てる仕組みになっているからということでした。
動画の中では、猫が被選挙権を持てば政治家はSNSで人気の猫とかにも勝てないんじゃないかともおっしゃってましたが、言われてみると確かに数字上では勝てなくなるなと思えました。(現在では有り得ない話です)

このnoteは成田さんの話が現実に起こりうるかどうかを考察したものです。
若干狂っていると言われる発想かもしれませんので関心がなければここで読むのをおやめになってかまいません。
筆者は猫と未来予測が好きなので、ただの興味本位で執筆しただけのnoteです。。

本当に政治家が猫に勝てないのか


まず選挙で人気の猫に勝てないというのは数字上でも明らかなことです。
自民党の中で人気のある小泉進次郎氏が10月に行われた衆議院議員選挙で神奈川11区にて147,634票の獲得票数で当選しています。
しかし、単純に比較して8月に最も世界で動画再生された猫として有名なもちまるのTwitterアカウントのフォロワー数はR3 12/25現在で384,450人以上います。(https://twitter.com/catmotimaru) 
もちろん、これらの人全てが選挙権を持つ人かは調べようがありません。
それでも、単純に選挙権を持つ人が2/3でも優に選挙に勝ってしまいます

こうやってデータを基にして考えてみると有り得ない話ではないのかもしれないと考え始めました。

猫が政治家になるのは非現実的か


先ほどのギネス認定されたもちまるのような人気の猫が政治家になるのは非現実的なのでしょうか?

そうとも言えない未来が来るかもしれません。

今でも選挙に出る人は、特に政治に精通していないタレントでも人気があれば政治家に転身します。それは現実にも起こっていることです。

成田さんの話の通りにいけば、今後ソフトウェアやAIなどの技術が発達して実務的な作業の必要性はないけど、選挙で勝つためには人気で知名度のある対象が必要だとなっていくでしょう。
その時に影響力のある政治家がその対象が必ずしも”人”じゃなきゃいけないことはないんじゃないか?という意見が出てくることもあり得る話です。

そういった可能性の一つとして、猫が警察署の一日署長を務めた例が2021年にあります。
こちらの動画で紹介されています。
https://youtu.be/iOm2hNvbot0)  YouTubeより引用

この動画は人命救助に一役買ったということで、猫が富山南署で一日署長を務めたというニュースです。

もちろん猫は用水路を覗いただけで倒れている男性を本当に助けようとしていたのかはわかりません。しかし、この猫をきっかけに男性を救助することができました。

猫が救助していたのか、ただ用水路を覗いていただけなのか確かなことはわかりませんが、人がうまくストーリーを見立てて人命救助に繋がったことを喜んでいます。

こういった例があるなら、ある意味では政治にも転用できることでしょう。
つまり、皆が共感する良いストーリーに猫が関わっていたことがあれば、そのストーリーを政治のキャッチフレーズにしたりできるということです。

人気のある猫の飼い主や管理者が、さもその猫が発したかのような”言葉”としての色をつけて良いストーリーを発信し、中身はソフトウェアなどで実務として出来上がった仕事を管理すれば、政治家としての猫が成立してしまうのです。

まとめ


エキセントリックでなかなか面白い考察ができましたが、成田さんの未来予測の話から熟考したポイントをまとめてみます。

  • 選挙は人気と知名度があれば勝てるので、人気の猫が被選挙権を持つと今の政治家は誰一人勝てない

  • 政治家の実務処理がソフトウェアでできるようになれば、人気の猫に皆が共感する良いストーリーさえ付ければ、猫は政治家になれてしまう

猫が政治家になる未来はまだまだ遠い未来になるかもしれませんし、そんな未来はこないかもしれません。
ただ選挙の仕組みが現状から変わらない限り、こういった未来はあり得るでしょう。
これからの未来は人の欲求に訴えて、より多くの人が直感的に良いと思える対象が力をつけていくようになるでしょう。

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