ゴルフの飛距離と筋トレ
私はドライバーで300ヤード飛ばせる。
とはいえコースでそれだけ振る事はないので、本当に300ヤード飛ばせる人かと言えばそうではないが、周りの人達からは飛ぶ人という印象を持たれている。
そんな私だが、野球経験者というわけではなく、何かラケットなどの得物を使う競技の経験があるわけではない。
というか、運動神経もさほどよくなく、小学校の時などは徒競走をしたら毎回ビリ、ソフトボール投げをさせても10mも飛ばない、というくらいに運動の才能がない人間だった。
身長だって日本人の平均くらいで特別高いわけではない。
しかし、社会人になってゴルフを始めてトラックマンで飛距離測定をした時には最大飛距離260ヤード、ヘッドスピード47と早い方だった。(ミート率はもちろん悪かった)
そんな私が周りの人たちからも飛ぶ人だと思われるくらいになれたかというと大学時代に筋トレにはまって筋力をつけていたからだと思う。
昔を知らないので確証はないが、最近USPGAツアーのデシャンボー選手の話題などもありゴルフにおける筋トレの評価も高くなっているのではないか?と思う。
私もゴルフを始めてから、筋トレのメニューをゴルフ用に変えてから更にヘッドスピードもあがり、300ヤード飛ばせるようになった事実もある。
今回は以下2点書いていく。
①サラリーマンで仕事をしながらでも継続するコツ
②実際の筋トレメニューと、ゴルフにおける効果
まず筋トレを継続するために
そんな事言われても、仕事しながら筋トレするのはキツイ、、、
私も仕事に慣れていなかったのもあるが、社会人1年目から基本終電帰り、運がよければ10時には退社できる。という生活だったので筋トレを継続するのはキツイ事はわかる。
そんな忙しい生活を送っている人でも継続できる方法は目標(ノルマ)を小さくする事だ。
そんな事かと思った人もいると思う。習慣化のテクニックとかの本に書かれているような基本的な事なので。
でもそれが大事。
私の場合は以下2点を設定した。
①週に最低2回ジムに行くこと
②移動なども含め1時間以内でやる事
肝心の筋トレをどのくらいやるか?というよりも先にまずジムに行く習慣をつけた。
そして週に2回ジムに行きやすいように以下の事を徹底した。
①家から徒歩圏内にあり、24時間やっているジムと契約する
②ジムに行くようのリュックを買い、道具をリュックにまとめておく。
とにかく行くハードルをさげるために、最初の出費は惜しまず継続できるようにした。
例として私がどうしたかを書いたが、人それぞれ生活の条件は変わってくると思うので、自分の生活に合わせて目標を設定すればよいと思う。
ただ繰り返しになるが重要なポイントは目標を小さくする事だ。
私のように週2回でなくとも週1回からでもよいので、まずは達成できるように目標を小さくする事から始めよう。
達成していけばそのうち、習慣化してきて行くのが楽になる。
私は週に4回はジムに行くようになった。
飛距離に効果があったと思われる筋トレメニュー
まずとりあえずやるべきだと思う種目は、フロントスクワット。
筋トレのフォームとか、やり方については昨今YouTubeでプロの方が説明してくれているので、そちらを見てほしい。
私の体感なので、すべての人に合うかわからないが、
なぜフロントスクワットかざっくり書くと、足腰が安定するようになりショットが安定する。安定してくるとより早くクラブを振れる。
フロントスクワットでは主に大腿四頭筋を鍛える事になるが、ゴルフのように中腰気味に前方に上体を倒して構えるスポーツでは有効だと思う。
スクワット系は体幹も鍛えられるので、とりあえずやるにはいい種目だ。
フロントスクワットがショットの安定だとしたら、クラブを早く振るための筋トレはデッドリフトかと思うので、次に勧める種目はデッドリフト。
やり方などは、またYouTubeなどを参考にしてほしい。
デッドリフトではハムストリングスや脊柱起立筋を始めとした背中側の筋肉をまんべんなく鍛える事ができる。
クラブを早く振るには、足で地面を蹴って、その力をクラブに伝えていく事が大事になる。
最近流行りの地面反力というやつだ。
地面を強く蹴るにはハムストリングスが重要なので、クラブスピードをあげるという観点でいうとデッドリフトはいい種目だと思う。
とりあえずフロントスクワットとデッドリフトを中心にしていき、あとは自分でアレンジしてメニューを組んでいけばよいと思う。
最初に筋トレを始めるとベンチプレスなどから始めがちだが、ゴルフに生きるという観点でいうと微妙なので(もちろん効果がないわけではない)、下半身を中心に鍛えるのがよい。
ただベンチプレスは見た目が変わるので、最初のトレーニングモチベーションアップには良いとも思っている。
私は大学時代ベンチプレスばかりやっていた。
人それぞれやり方はあっていいと思うので、最初は自分の思うがままでも良いかもしれない。
あと自分のメニューを書こうかと思ったが、ハードルが高くなるかもしれないので、今回は辞めておく。
このnoteをどれだけの人が見るかわからないが、要望が多かったりしたら書いていく。
※注意
フロントスクワットもデッドリフトも間違ったフォームでやると怪我をしやすい種目なので、不安な方は最初パーソナルトレーナーなどに依頼してフォームの習得をする方がよいかもしれない。
ゴルフスイングも間違ったフォームで振っていると、怪我しやすくなるのと同じ。
最後に
まず私は大学時代に筋トレにはまったと言っても、ボディビルとかフィジークとかに出ていたわけでないので、本格的な人達から見たら大した事ない。
それに上記の通り、見た目が変わるベンチプレスばかりやっていたので、典型的なチキンレッグだった。
それでもやらないよりマシである事は明白であろう。
よくやらない言い訳で、
「筋トレしたら、余計な筋肉がついてスイングの邪魔になる。柔軟性が損なわれて、可動域が狭くなる!ゴルフは筋肉じゃない!」
とか言う人がいる、ゴルフは筋肉がすべてではない事は確かだが、トッププロ達はハードにトレーニングしている事から、必要な要素ではあるだろう。
それに、こういう人に一番言いたいのが、
「スイングの邪魔になるくらい筋肉つけてみてください」
という事だ。
筋トレすれば簡単にボディビルに出ている人達のようになれると思っているのか知らないが、筋肉をつけるのは簡単な事ではないと断言しておく。
特に片手間で筋トレするサラリーマンでは非常に難しいことなので安心してほしい。
すくなくとも、このnoteを読んで筋トレを始めるくらいのビギナーは筋肉のつきすぎという症状は出ない、もしそうなったらとんでもない才能だと思う。
まぁ私はやりたくない人にやって欲しいわけではなく、私の経験が飛距離を伸ばしたい!と思っている人や、筋トレを習慣化したいという人の助けになればいいと思っているだけなので、そういう人達の助けになればなと思う。
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