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blog.ver57 努力は身を結ぶお話し。

今回は残念ながら私の話ではありません。(何をいっているんだか←)

というか私の話はだいたい誰かの受け売りです。
なのでいつもそこまでありがたいお話ではありません。


はい。
今回は『努力は身を結ぶお話し』になります。

これは患者さんからお伺いしたご家族のお話になります。

患者さんの家族構成は
患者さんご本人と旦那さん、お子さんが四人にお孫さんが何人かいらっしゃいます。
患者さんがお子さんをご出産された時からの話です。
患者さんのお子さんの兄弟構成は一番上の方がいてその下は四つほど離れてした三人はそれぞれ年子になります。

私が話を伺って始めに驚いたのが下三人がそれぞれ年子だということです。
年子の私の印象として兄弟の上の方が年子になっていることが多く、また年子=二人でした。
その印象をどちらも覆されました。

私は今6ヶ月の娘がいるのですが一人でも大変なのにこれが三人もとなると想像できません。
もちろん一気にではないにしてもです。

ましては一番上の子供がいるのにです。

なので聞いてみました。
「大変ではなかったですか?」と。当たり前です。大変ですよ。未経験でも想像しただけで大変ですから。
すると教えてくださいました。
子育ては基本的にワンオペだったと。

もう想像がついていけませんでした。

上一人いて下三人が年子の状態を基本的にワンオペだったということを。
それい以前聞いたことがあるのですがお仕事もしていたそうです。子供の年齢がどのタイミングかわかりませんがワンオペ+仕事+家事だなんて。
でもその方と何度もお話ししててわかります。この人なら本当にやっていたんだなと。

そのあと後悔と悲しげに話してくださいました。
「上の子は大学に行かせることができなかった。」と。
具体的な話はわかりませんがおそらく金銭的な意味で。
その子は高校生の頃の学力は常にトップだったそうで、本人も常にトップでいたいとおっしゃっていました。
なので学力が足りなくて大学へ行けなかったということはなさそうです。
実際にその子はその学力で高卒ながら地方の銀行へ就職できて、その後も専門の資格を取得し都市銀行への転職もされたそうです。
そこで患者さんは、「そこまでいってしっかり稼いでいるのだから学歴がなくてもできるのよ。」と教えてくださいました。

そもそも、上の子が高校三年生の頃、旦那さんが病気を患い、入院をしなければならずそこから闘病生活となったそうです。
そのため治療や入院費など諸々含めて、自宅改修用に貯金していた1000万円以上を全てそこに当ててもなお足りず、そういった経緯もあって大学進学ができなかったそうです。

その後、旦那さんは数年にわたる懸命な闘病生活も実りませんでした。
それにかかった金額は3000万円近かったそうです。


その後また、下のお子さんたちのお話もしてくださりました。

お金がないことはお子さんたちもわかっていてみんなしてアルバイトをしていたそうです。
そのうちの一人が車の免許を取りに行きたいとなってこっそりとアルバイトの店長さんにそのためのお金を借りていたそうです。それもこの話は後日談だったそうです。
その時患者さんはそれぐらいいってくれたら出せたのに…。と呟いてました。

私はその行動に感銘を受けました。
まさかドラマみたいな行動を実際にしているなんて。
勝手な想像ですが、どうしたらいいのか考えて自分から起こした行動だったのだろうと思います。
今現在も人を雇ったり、重役を担ったりとしっかりと稼いでいるそうです。


家族が多いと単純に金銭面での問題は頭数が増える分だけ負担になってくると思います。
でもその問題を言い訳にせず、各々が努力してしっかりと稼いでお孫さんも大学へ行って大きな会社に勤めてという循環がすでにできているのです。


じゃあその努力の源ってどこなんだろうと個人的に考えました。

おそらくお母さんである患者さんだと思います。
もちろんそれを支えていた患者さんの旦那さんも同様です。

子供は育ててくれた親を見て成長します。
私はそう思っています。


自分で考えて自分で行動する。


それができるというのは親がさまざまな方法で伝えているからだと思います。
でもまずは親が率先して姿を見せていかないといけないですよね。

だからいつも考えているのです。
娘が自分から考えて自分で行動していくには私自身が積極的に行動していかないと行けないんだなと。その姿を見せるためにも今から頑張らないとできっこないなって思っています。

今ある行動は娘がいるからに他なりません。

私に足りなかったことの一つです。
自分で考えて自分で行動する。
小さい頃からできていたら今、どれだけ困らなかっただろうか。
だからといって親を恨んでも仕方がないのです。なんたって自分は自分なのだから。
他責で生きていて素敵なことなんて何もないのです。その瞬間だけ少し楽ができるだけ。
そんな楽な生活をしていても後で後悔するのは自分自身。
今からでも遅くないと思っていつも気づいた時に行動をしようと思っています。
気づいた時からそのあとは過去になるのだから。

要するにやるしかない。

考えれば考えるほど考える内容が上がると思う。

努力を惜しまずやっていきましょう。

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