不安とは何か。
不安に立ち向かう人もいれば、
不安から遠ざかろうとしている人もいる。
何かに向かって、頑張るのか。
何かから逃げるために、頑張るのか。
それ以外には、
不安を感じない、思わない、考えない、忘れるなど
といったある意味、最強な人がいます。
人は誰でも、不安を抱えたことがあると思います。
別に、不安を抱える必要がない、なんて言わないです。
私は、
その不安に対して、
『どう立ち向かう必要があるか?』
を考える必要があると思います。
私が思うに、逃げることは、誤った選択だと考えます。
もちろん、すぐに逃げた方が楽です。
私も、逃げてばかりの時期がありました。
でも、また、同じことが繰り返されてしまいます。
繰り返したときには、また同じ悩みを抱え、苦しみ、考え、辛くなり逃げてしまいます。
すると、逃げ癖がつき、同じことで、同じ悩みを抱え、逃げる選択肢しか考えられなくなってしまいます。
そうなったらいつの日か「自分一人で解決する」、「納得すること」って難しいのではないかと、心の専門家ではありませんがそう思います。
もう一度。
不安は誰でもあります。
そして、
それに対して、『立ち向かう』とは、『戦う』ことではないです。
戦うなら、じゃあ強くなればいい。という思考に陥ってしまうからです。
そうすると、自分の自信がある部分の強さに固執してしまい、
次第にそれが強くなり違った自信に繋がり、本末転倒です。
『立ち向かう』とは、戦うのではなく、『離れず向き合う』ことです。
『自ら離れず立ち止まって、問題に対して向き合う』
果たして、万人に対して、正しいかなんてわかりませんが
ここで私が言いたい、『立ち向かう』とはこのような表現がしっくりきます。
また、
不安は、何も知らないから、不安になることも多いです。
自分自身がその不安について、知らない、分からない状況なだけで、
世の中、人によってはその不安を解決している人や、そのことを周知しているため問題にならない人もいると思います。
問題を突き詰めるためには、自分が立ち向かって、何が分からないのか、解るためにはどうしたらいいのか、一つずつゆっくりとステップ踏んでいかなければ、
何が『解らないことが判らないまま』で、同様の不安が何度も繰り返されます。
そう。
『解らないことが判らないまま』
そうなると、整理しているつもりでも、結局は、解らないことが重なりすぎて、考えることを放置したり、自分の都合のいいように解釈をしがちです。
すると、他責方向へ意識が向かってしまいます。
原因なんて、いくらでもあります。
そして、全部、取り除くことは不可能です。
不確定要素の塊である人間ですから。
機械ですら、人間が作っているため不確定要素が多く、
原因が判らず故障に繋がったり、不良品を提供することになってしまいます。
なので、原因だと思った事を一つ一つ解決したところで、改善には繋がりにくく、また、違った原因が増え、さらに、違った原因を解決しようと追い求めての繰り返し。
沼に嵌まっていってしまいます。
やはり辛いことですが、
解らないことが判らないのは、『探し』にいかないと分からないです。
『解らないことが判らないまま』が
『解らないことが判ってきたら』、その先の向き合い方は、三者三様です。
ここでは、
十人十色ではなく、
千差万別でもなく、
各種各様でもなく、
蓼食う虫も好き好き(たでくうむしもすきすき)でもありません。
三者三様に拘って、表現しました。
それだけ、解決策があるため、逃げる選択肢ではなく、問題に対して
『自ら離れず立ち止まって、問題に対して向き合う』を
冷静に、みてはいかがでしょうか。
まとめると、
不安に対して、逃げるのではなく、
『どう立ち向かう必要があるか?』
そして、
立ち向かうというのは、『戦うことではない』ということ。
立ち向かうのは、戦いではなく、『離れず向き合う』こと。
『自ら離れず立ち止まって、問題に対して向き合う』
そして、
不安はどうして出てくるのか。
『解らないことが判らないまま』なので、
自ら、『探し』にいかないといけません。
そして、
『解らないことが判ってきたら』、
その先の向き合い方は、三者三様。
解決方法は人それぞれ。
自分に合ったやりやすい方法で問題が解決していく。
今回の要点を踏まえて、お伝えしたことになります。
私なりの考えですので、誤っているところや足りないところもあるかと思いますが、何か一つでも参考になりましたら幸いです。
前述しましたが、人間は不安や悩みがあって当然です。
それがあるから、成長できたと思います。
できる限り、不安から、悩みから、
目を背けることなく前斜め上を向いていきましょう。
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