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blog.ver65 「察してくれ」はNG。

先日、私のお師匠さんから教わった『言葉と形』について自分なりにまとめてみます。
そしてこれができる人って最終的には人に好かれると思っています。


タイトル通りに「察してくれ」と念じるのはただの願望に過ぎないのでその通りN Gです。伝わりません。もしくは限りなく少数だと思います。
それこそ阿吽の呼吸ができる人やできる状況に限ると思います。


例えば感謝の気持ちを伝えたいときに「ありがとう」という言葉を口にすると思いますが、
逆に感謝される立場になってみて
”ありがとう”の一言だけなのと”ありがとう+α”とではどちらの方が感謝された気分になりますか?

多くの場合は後者だと思います。もちろん+αの中身にもよりますがだからといって前者の方がいいと思う人は少ないかもしれません。
むしろそう思わせてしまった人は相手のことを知らなさすぎです。これも自然と相手から離れていくと思います。


ただ今回は感謝の話でも”+α”である『形』の部分についてです。

だからこそ「察してくれ」なんて思っている人、そのような行動をしている人は『形』の部分も意識してもらいたいです。

ちなみに私は今まで気にしたことがなかったので今でも苦手です。

でも、気づいた今からでも遅くないです。
だって今気づくことができたのだから。

ちなみに今という瞬間はほんの0.2秒間しかありません。それ以降は過去になります。
だから今から意識してみましょう。


はい。話を戻します。

『言葉と形』

先ほども述べましたが私はこのことについて意識したことがありませんでした。
でもこのように表現したら分かりやすかもしれません。

『言葉』は「単語」
『形』は「その経緯」

といっても余計に訳わかりませんね。



これから私なりに伝わりやすく考えてお伝えしますね。


例えば
感謝を伝えるために例えば菓子折りを用意します。
それはお菓子でも物でもなんでもいいとします。

そのものを準備するにあたってどういったことがあったのかを表現します。

それが「ありがとうございます。」と伝えて準備したものを渡すだけでは『察してくれ』と同じになると思います。
なのでそのものを準備することになった経緯を一言添えます。

「感謝の気持ちを伝えたくて〇〇さんのことを想って準備しました。」

なんて一言添えて渡されたらどうでしょうか?(少し堅苦しいですが…笑。)
「察してくれ」という部分は感じられないと思います。


また、いつもの感謝を伝えるために用意したとしたら

「日頃の感謝の気持ちを伝えたくて〇〇へ行った時に〇〇さんのことを想い買ってきました。」

なんていうのはかなり自然かと思います。



あとは他にも。
こちらの方が「察してくれ」に近いかもしれません。

例えば
「俺は(仕事をしてきて疲れているから)休ませてくれ。」
だったり
「どうしても大切な用事があったんだ。(ごめんね。)」

なんていうのはどうでしょうか?
このカッコの部分が「察してくれ」になっています。
でも言われた相手は当然それを察していることでしょう。
だからこそその部分に+αをして『形』にします。『形』の仕方は先ほどのような経緯を伝えながらです。

私はそのカッコの部分を伝えることがうまくできなかったので妻とよく喧嘩をしていました。
そうやって言われた相手はとても嫌な気分になりますよね。
余計に喧嘩の素になりますね。火に油を注ぐような。


このように『言葉と形』の『形』の部分があるだけで随分違うと思います。

そして『形』を伝える時にはその経緯背景をうまく忍ばせることが重要だと思います。


うまく伝えられることができたでしょうか?
教わった通りに言語化できたでしょうか?

こればかりはお師匠さんにしかわかりません。笑。

だからといって添削を求めるのは違うと思います。


ちなみにこの記事を書いている日は”母の日”です。

前回の記事にも書いたのですがこの『形』の部分を意識して日頃の感謝を伝えたいと思います。そして前回同様、妻は見ていないと思うのでこれをやった際にはまたその報告として記事にしようと思います。


みなさんは相手に対して「察してくれ」と思ったことはありませんか?

しかし、そう思っている時ほど伝わっていないことの方が多いと私は思います。
なぜかって自分が考えている以上に相手は自分勝手な振る舞いをしていると感じているかもしれないからです。

もちろん、冷静になって振り返った時に自分勝手だったかもなと思えるのならばまだ救いはあるでしょう。

もしそれに気づけたのならばすぐさま謝罪という『言葉』と『形』という経緯を伝えることが良いかと思われます。もちろん状況によりますが。
それができたのならば後日、何かものを用意して再度謝罪をすると謝罪ストーリーが出来上がりうまく仲直りできてさらに信頼は深まるでしょう。


なんてこれを読んでいる時は納得するかと思います。
私もこれを書いていている時は(うまく書けていませんが)言語化して理解したつもりになってしまいます。

しかしその瞬間になった途端、真っ白になってしまうので日頃から感謝の気持ちを忘れずに日常を過ごしましょう。


それでは今回はここまで。

おしまい。

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