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blog.ver58 同情するなら金…ではなく知識を。

突然ですが、高校三年生から2年間ほどはアニメに没頭するほどよくみていた私ですが最近はめっきり見ることがなくなりました。
当時は地上波で放送されているアニメ全てを録画してみるほど。それも来季は何がやるのかリサーチしてどんな作品なのかを事前に調べてから吟味するといった生活だった。
あの頃はそれが楽しみだった。

それから。

今ではほとんど見ません。
強いていうなら最近は妻が鬼滅の刃を見ているのでそれに付き合う程度。
妻は以前の鬼滅ブームからかなりハマってしまって…笑。

そんな時です。
以前録画されていた番組が終了してそのあとに始まったアニメが偶然にも録画されていて興味本位で一話だけ見てみました。
そのアニメは「王様ランキング」というアニメでした。
今や漫画もアニメも見ないのでどんなアニメなのかわかりませんでしたが一話目だったので何も知らなくても何かしら楽しめるだろうと思い見始めました。

すると、あらすじなく突然話がどんどん進むじゃないですか。
後日調べました。

アニメ『王様ランキング 勇気の宝箱』
『王様ランキング 勇気の宝箱』は、前作と同様フジテレビ『ノイタミナ』枠ほかにて2023年4月より放送中。なお、本作の内容は前作で語られなかったスペシャルエピソードとなっており、「第2期」とは銘打たれていない

Wikipediaより引用

私が見たのは世間では過去にもう本編をやっていて本編の内容を引き継いでいたからあらすじがなかったわけでした。

なのでそのスペシャルエピソードの第一話目を見たそうです。


ただ、今回このアニメについて話したいのではなく、その話でやっていた内容について考えさせられる内容だったのでそちらをご紹介します。


一話の中に物語は半分ずつ収録されていて、どちらもいい話でした。
一つ目は友人のためにと珍しいキノコ買ってきてと金貨を渡されおつかいにいったのですがどこも売ってなく、結局現地へ取りに恐ろしい野獣が出る森へ”カゲ”というキャラが入っていったところ、その野獣に襲われていたお婆さんがいました。
一命を取り留めたのですが怪我をしていてお婆さんがさまざまな助けを求めてそのカゲをコキ使わせるのでした。たくさんある要望に文句を言わず夜まで働かされたカゲですがそのため結局珍しいキノコは収穫できなかったので帰宅しました。買えなかったので金貨を返し、その時にお婆さんが持たせてくれたパイを取れなかったお詫びに食べようとなって見てみると、その珍しいキノコを使ったパイだったのです。後からあのお婆さんはコキ使わせることで有名な人だったようです。入手困難なキノコをとってきてくれたと返した金貨と引き換えにパイを渡しました。というお話でした。

かなり割愛しましたが簡単にまとめると、困っている人を助けたら回りに回って自分に返ってくるよというような話でした。

それをわかりやすくお金でも表現していたところが良かったです。なんならさらにその貰った金貨でお婆さんが困っていた鎌を新調しようと考えておしまいでしたが、貰った金貨も自分のために使うのではなく困っていた相手の物を買おうとなる気持ちになることが素晴らしいなと思いました。


そして、もう一つの話が、タイトルにもあるような物語。

主人公が教えを乞うためにカゲと二人で待ちに行って稼いで来なさいとミッションを与えられた。
そこでさまざまなアルバイトをしたがどれもうまくいかず、そこで考えたのが「ある一定の距離からお手玉を投げて主人公に当てたら金貨100枚の賞金ゲーム」で銅貨何枚かで参加できる。といったゲーム形式で大人たちをギャフンと言わせていた。
そこに服はボロボロ、生活もままならないような女の子がお手玉を三回投げる
ほどの全財産を持ってチャレンジしに来ていた。もちろんルールはルール。でも主人公は同情して当たってあげたいとカゲに言い出した。
もちろんカゲは全否定。結果的に主人公は苦しい気持ちを抑えながら当たる事はなかった。その後、その女の子の後をついていき自宅の様子を見るとその全財産でお母さんのお薬を買う予定のお金だった。
そんな姿を見た二人の心は揺らぎつつあった。そして帰宅後、教えを乞うために師匠にその稼いだお金を女の子親子にあげたいと主人公とカゲは相談をした。
すると師匠の答えは「NO」であった。その代わりに「稼ぐための最低限の知識と知恵を教えるためにお金を使い、稼げるようになったら返してもらう未来への投資をしようじゃないか。」ということで師匠自ら指導する姿がありました。


よくあるような話に同情してお金を渡すといったセオリーを覆して、未来のある真っ当なやり方をしていたなと思いました。
これって僕らにも当てはまる事だな。と感心しました。
「お金がないのなら稼げばいい。」まさに、これを伝えたかったんじゃないかと思うくらいの内容でした。
もちろん節約が悪いわけじゃなくて稼がないことが悪いと思います。
お金がないと何もしてないのに何かする努力もしていないのに言い訳をしていても仕方がないですよね。
その少しの物語で心を打ち抜かれました。
これからも精進するのみです。
頑張りましょう!



それでは今回はここまで。

おしまい。

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