見出し画像

blog.ver6 仕事を行う上での些細な見直し

今回も冒頭では娘のお見送り話しから。笑。
本日はですね、昨日とは少し違って私が朝食を食べている時にモゾモゾと音がして覗いてみると目覚めた瞬間に目が合ってすぐさま素敵な笑顔を見せてくれました。
そんな笑顔を見ていると出勤時間がどんどん迫ってきて慌てて支度をしました。
そんな感じで自宅を出る時もお見送りしてくれました。なので今日もエネルギーチャージ!最高でした。


今日は自分の仕事の仕方を改めて見直す出来事があった一日となりました。

それを今回は二つご紹介します。
一つ目は過度なストレスがあった時に急に身体全体が重たくなった患者さんのお話し。
毎週土曜日に来院してくださる患者さんでお仕事の業務は基本的に人事業務がメインのお方です。現在、年度末ということもあって人事の入れ替わりがあり大忙し。
そんな中、本日は大変お疲れの様子で来院されました。
お話しを伺うとかなりお仕事に振り回されている様子でした。
こちらの患者さんの症状的には以前から時折不定愁訴のような状態で来院されることがあります。ですがそのことについては患者さんご本人からは直接伺うこともなかったので総合的にそのようなことがありますよとはこちらからご本人にお伝えはしておりませんでした。
しかし、今回の施術の最後にそのような発言をしておりました。
「仕事が慌ただしくなりパンク寸前の時に更に仕事が回ってきた瞬間、急激に両肩が重たくなりました。」
まさにです。

でも不定愁訴かもしれないというこの状況、この症状を自分で理解することって難しいと思います。

私はこちらの方にどんな施術をしたのかというと、以前から不定愁訴が時々あることもありお仕事の愚痴を引き出すように工夫しています。
なので施術というよりも対話に対して重きを置いてその場だけでもストレスが抜けるように意識はしております。

痛みは何かによって損傷したことによって起こるだけではありません。
何かが原因で痛みが起こっているかもしれませんがその何かは無数に要因があるということは原因を追求しても仕方がないということです。


じゃあ何を考えたらいいの?
どうしたら楽になるかを考えるようにしてみるといいかと思います。
これは不定愁訴のある患者さんい限らないのでどこかに痛みのある方は少し考えてみるといいかもしれません。



それでは次に二つ目です。

「やってもらう」ではなく「チャレンジしてもらう」という言葉の選択。


私は仕事で運動やエクササイズを指導します。
それを行う目的は基本的に身体に変化を出すためになります。身体に何かしらのポジティブな変化を出すためには即時性は少なく継続が欠かせないので一長一短です。
そこで継続をしてもらうために大事なことは『毎日欠かさない』ことだと私は思います。
ベイビーステップでも全然問題ないので毎日やらなければいけないという頭を作るために実施する中身よりもまずは形から作っていかなければなりません。

先日のblogにも書きましたが、私が仕事で患者さんと関わることができるのは1週間に1回または2回の方がほとんどです。施術時間が1週間に1回の20分だとしたらその割合は0.198%しかありません。
この少ない時間で変化を出すということを行うと患者さんに対してかなり強い刺激を入れてもなお変化があるわかりません。あったとしてもその変化が継続する見込みは薄いでしょう。
そこで大切なのが自分でも身体のケアを行う必要があるのです。
だから継続した取り組みが自分の身体にとって必要なことだと思います。

ただし、継続ってみなさんご存知の通り難しいですよね。毎日続けることの大変さはそれぞれ経験しないと分からないものです。

そこで私が気をつけて声かけについてふと思いついたのが「やってもらう」ではなく「チャレンジしてもらう」になります。
なんのこっちゃと思うかもしれませんが、「やってもらう」や「やってみてくださいね」みたいなニュアンスはご提案するこちら側は他人事のような感じになってしまいませんか?もちろん言葉の選択としては結局、ご自身の問題なので他人事として扱っても問題はないと思います。
ですが、その言葉を「チャレンジしてもらう」や「チャレンジしてみてください」、「チャレンジしましょう」のような言葉をかけると一緒に頑張ろう!といったイメージになりませんか?
そういった意味ではその言葉掛け一つで一人ではないですよ!と伝えることも可能だと思いました。

やはり、初めて行うことや継続するということは思った以上にハードルが高い方もいると思います。それを実施してもらうこと、実施できるようになってもらうことも私たちセラピストの仕事だと思います。

その継続が、通院する継続にも繋がると私は思います。
その信頼関係を構築する上でも一緒に頑張ったという認識はとても重要です。それがあると関係性も厚く崩れにくいでしょう。
私もお手本になるといった意味ではこれからも精進していかななければなりません。

言うことは難しくない。それを行動に移すことが難しい。

これからも継続は重要なテーマになりますのでこの記事を読まれた方は一緒にチャレンジしていきましょう。


それでは今回はここまで。

おしまい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?