ゲーム依存になる子とならない子〜家庭にゲームを入れるとなったら何に注意したらよいのか?【259】
最近、保護者の方と話題になる「子どもとゲームの向き合い方」について、一般的にどのような見解があるのかを知りたいと思い、調べてみました。
WHOが2019年に「ゲーム依存」を認定したことで、ゲームの危険性を認知できたとともに、子どもがゲームをしたいと言ってきた時に過剰に反応してしまうケースもあります。
しかし、実際のところどういった状況が「ゲーム依存」なのかがはっきりと分からないままでは、偏った判断をしてしまう可能性もあります。
また、ゲームに限らずNetflixやYouTube、TikTokなどのコンテンツの使用についても依存状態になることを懸念している方も多いと思います。
以下の記事では、「ゲーム依存」というのは「日常生活に支障をきたし心身をむしばむレベルの病気」であって、「はまる」というレベルではすまされないものだとしています。
かといって、次第にエスカレートするのが怖いから導入しないという判断も大切だと思います。
ただ、どうしても子どもがゲームをしたいと言ってきた場合に、真っ向から否定するだけではなく、大人自身の判断材料、子どもとの話し合いに使える基準などがあれば、ゲームについても家庭で対話ができると思います。
例えば、大人もスマホを使用する時間が長くなることがありますが、これは一般的に「スマホ依存」ではないそうです。デバイスの場合は「過剰使用」が問題になり、依存状態とは違うということを理解しておかなければなりません。これはゲームにも言えることなのだそうです。
特に私が個人的に最も注意しなければならないと思ったのは、
・いつでもやろうと思えばゲームができる状況
→持ち運びできるデバイスといつでも繋がれるインターネットだと思いました。
もし、子どもがゲームをしたいとなって家庭に入れるかどうか悩んだ時は、以下の記事より「ゲーム依存になりやすいタイプのゲーム」と「依存になりやすい子の特徴」が参考になると思います。導入するかしないか、するのであればどういうものが良いか、どういうルールが良いかを家族で話し合うことが必要です。
結論としては、ゲームはちょっとした気分転換や友達と遊ぶツールの1つであって、それ以外にも楽しいことや好きなこと、熱中できることがあれば大きな問題はないのではないかと思います。
・東洋経済「【ゲーム依存】なる子とならない子の決定的な差」
・ゲーム依存の特徴
・NHK健康チャンネル「ゲーム障害の問題」
私自身も小学生の頃、ポケモンだのドラクエだのとゲームに「はまっていた」ことを覚えています。当時の私にとっては、友達とのコミュニケーションツールにもなっていました。
現在は、ゲームがよりいつでもどこでも楽しめる時代になり、さらにインターネットも加わっていることで、これまで以上にのめり込む要素が強くなっていることは確かだと感じています。
ゲーム好きの私としては、子どもと一緒に楽しめる喜びを感じつつ、家に導入する時は注意が必要だと思っていました。
我が家では、テレビゲームは家族で話し合ったルールに基づいて解禁にしていますが、むしろiPadやスマホのデバイスは子どもにはあまり触れないようにしています。スティーブ・ジョブスですら自分の子どもにはタブレットは持たせていなかったそうです。笑
ゲームに限らず、タブレットやYouTubeなどとの付き合い方も含めて私たちが育ってきた時代との違いをよく考えて、家族で対話し、みんなの話し合いでいろんなことを決めていく必要があると感じています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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