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第6回ヨーロッパ周遊記(2024.8)12フランス🇫🇷ストラスブール[444]

 ヨーロッパ旅行8日目(2024/08/06)はフランスのストラスブールに来ました。ここはアルザス地方の街で、ドイツとフランスの国境地帯にある都市です。ここはフランスとドイツの両方の領土になったことがあるため、ドイツの木組の家も見られます。世界史の中でドイツ・フランスの領土問題に現れる「アルザス地方」は、まさに人の移動が盛んな街だったとされています。

ノートルダム大聖堂

街を歩いているとふと現れる巨大な建物
『愚かな乙女たちと賢い乙女たち』
巨大な説教壇
ステンドグラス「バラ窓」
ゴシック様式
内装はロマネスク式?
ルネッサンスの傑作と言われる「天文時計」
左側にちらっと写る「天使の柱」
ナポリの3人像
(ステンドグラスがとにかく美しい)

サン・ピエール・ル・ジュヌ教会

 ストラスブール最古とされるこの教会は、1000年代に建てられたそうでかなり古い歴史があるように感じられました。3つの教会が同じ場所に建っているとHPには書かれています。

こちらの横の小さな入口から入ります
ルードスクリーン
トリニティ礼拝堂
ルードスクリーンの奥
古い教会なだけに独特の雰囲気を味わえました
フレスコ画(かなり古いです)

ヴォーバン・ダム

 要塞化された屋根付きの橋です。ここから眺める景色がとても綺麗でした。

軍事要塞としての役割をもち
洪水を引き起こして街を守る役割もありました
入り口
途中で階段で上にいけます
イル川

美しいストラスブールの街並み

クレベール広場

クリスマスには大きなツリーが飾られるそうです

メゾン・カメルツェル

木造と石造りのコラボレーション

プティット・フランス

 木組みの家は、クヴェートリンブルクなどで見たものに似ています。イル川が分かれる辺りをそう呼ぶそうです。旧市街は世界遺産に登録されています。

 この他にもストラスブールの駅は円盤状の特殊な構造になっていたり、欧州議会や欧州人権裁判所があります。EU関連の施設があるのは、当時ドイツとフランスの領土問題を解決することが国家同士の関係を良くするために必要だと考えられたからだそうです。それほどこの地域はフランス・ドイツの争いは絶えなかったんだと思います。その証拠にどちらの特徴も兼ね備えた街になっていました。

 街自体はとても栄えており、人もお店もたくさんあってとても賑わっていました。ぜひまた立ち寄りたいと思います。

<参考HP>

https://m.saintpierrelejeune.org/Guide-pour-visiter-l-eglise-Saint-Pierre-le-Jeune_a29.html

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