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化石燃料は生活のどこに使われているのか? オランダ子ども向けニュース番組’NOS Jeugdjournaal’の子どもと考える環境問題【360】
先月末より、気候変動について各国の首脳が話し合う気候変動枠組条約の締約国の会議(COP28)が行われていました。そのCOP28について、オランダの子ども向けニュース番組’NOS Jeugdjournaal’でも報道されていました。 環境問題については、民族や宗教に関わらず、人類共通の脅威でもあります。そういった問題を乗り越えるために、私たちは子どもたちと今起こっている問題について知る必要があります。オランダの子ども向けニュース番組では、どのように報道されるのでしょうか。
オランダの子ども向けニュース番組'NOS Jeugdjournaal'で見た「子どものSNSとの向き合い方」についての報道【359】
今の子どもたちは、生まれた時からデジタルデバイスに囲まれて生活しています。私たち大人も仕事や日常生活の中のほとんどで、スマホやタブレット、パソコンといったデバイスを見ない日はほとんどないと言えるのではないでしょうか。 現在、私も一人の娘の親として子どもの「スクリーンタイム」をどうしていくべきなのかをよく考えます。家庭で、子どもがアニメを見たりゲームをすることは、決して悪いことばかりではなく、言葉の習得や新しいものへの興味のきっかけになることもあります。 その一方で、
「アンネ・フランクの家」で見た'Democracy is yours'〜オランダ下院選挙の結果から、子どもたちと考えたい本当の「自由で平等な社会」【354】
先週のオランダ下院選挙の結果から、オランダでナショナリズムが若干高まりつつあると感じました。 私は、大学で近代化するヨーロッパの国家権力や労使関係を学び、卒業後は社会科教諭として、今の社会がどのような過程で築かれ、これからの社会はどうあるべきかを生徒たちと考え続けてきました。 今回、私が暮らすオランダの選挙結果をニュースで見ながら、改めて民主主義の大切さを子どもたちと考えたいと強く思うようになりました。 「民主主義(デモクラシー)はあなたのもの」アンネ・フランクの家よ
オランダの子ども向けニュース番組で紹介された「子どもの権利条約の日(de dag van het kinderrechtenverdrag)」【351】
先日、オランダの子ども向けニュース番組'NOS Jeugdjournaal'(ノス ユーショナルが近い読み方だと思います)で、「子どもの権利条約の日」について紹介されていました。 日本では、2023年4月に子ども基本法が施行され、「子どもの権利」について少しずつ考え方が広がってきたのかなと思っています。子どもの自立に重点を置いているオランダでは、子どもの権利についてどのように報道されているのか気になったので、詳しく見てみることにしました。 ニュースに関する動画はこちらで