牛には4つも胃があるの知ってますか?
3月29日 月曜日
昨日は久しぶりの大雨が降りまして、洗濯物入れるの忘れていたという絶望を味わいました鍼灸師です。
せっかく桜が咲き誇っていたというのに、雨が散らしてしまったかもしれません、早めの花見をしておかれることをお勧めいたします、が、今はコロナにより制限中・・・
車の中から桜並木を拝んでおくこととします、畜生コロナめ!
と愚痴っていても何もならないので、本題に入っちゃいましょう!
今日は先日の続きと言いますか、ちょっと酪農についてもお話したいなぁと思っているのでそこのお話。
農業においてのいろいろなお話は前回の記事を読んでいただければと思います、本当の有機って何なんだろうか?という部分に触れていきました。
そんなお話と一緒に少し酪農についてもお話伺えたのですが
みなさん、牛乳は飲まれますか?
牛肉は召し上がられますか?
どうでしょうか、牛乳も、牛肉も今や私たちの生活には欠かせないものとなっています
牛乳に関しては給食にほぼ間違いなくついてくるようになっていますよね。
一部の学校ではそれがないところもあると聞いたことがあります、まだ本当に少数でしょうけども
その牛乳も牛肉ももとは牛さんですね
牛肉はもちろん、その牛さんのお肉でございます
牛乳は牛さんのお乳でございます
どちらもおいしいし、牛乳は良くカルシウム!と言われていますし
牛肉はタンパク質!の代名詞のような扱いです。
自然がもたらすものというのは非常にありがたいものですね。
しかし、今の時代では「ありがたい」と一言でまとめることはできない状況であります。
その牛乳を出している牛さんの状況が芳しくありません。
飼育環境はもちろん、えさの問題もあります
本来は自然の中で広々と牧草を食べているはずの牛が牛舎に入れられ、機械的に搾乳をされています。
工業化が進んできて、メカニカルな非常に効率的な搾乳のシステムが今はみることができます
自分も肉は食べますので、このシステムの恩恵を受けていることに変わりはありません※牛乳はあまり身体が受け付けないので飲みませんが
しかしながら、本来お乳というのは子供ができてから出てくるものであるのは人間でも同じです、全てではないでしょうが、ホルモン剤を牛に打つことで強制的にお乳を出させている場合もあると聞きます
牛乳は基本的に子供ができてから1年ほど出るとのことです
※間違えていたらすいません
もしその牛にホルモン剤が打たれていた場合、その成分が血液を経てお乳に出てきてしまいます
このホルモン剤は人間にとっても良い物とは言えません、大量に入っていることはありませんから、人に害のない範囲と言えるのでしょうが、それが人に蓄積する可能性があります
塵も積もれば山となる
ということわざがある通り、これは気を付けていた方が良いと思っています。
そしてもう1点、牛はそもそもが牧草を食べているわけなんですが、今の牛に与えている飼料は「濃厚飼料」と言われ、タンパク質を添加されているそうです、そうすることで搾乳の量が増えるそうなのです。
牛の胃は4つあり、そのそれぞれに微生物を住まわせています、牧草はその4つの胃を通る途中で微生物の分解を受け、牛は栄養を得ることができます
このシステムに多量のたんぱく質を与えると、元のシステムが狂うこととなります
人もそうですが、胃や腸にいる微生物は非常に大切で、食べ物によって変化します、牛のことについてまだまだ詳しくはないですが、あまり良い物とは考えにくいものです。
ホルモン剤よりかはましなのかとは思いますが・・・
もっとひどいものもあります、それは「肉骨粉」と言われるえさについて。
これは以前BSEと呼ばれる牛の病気が流行った時に問題となりました。
牛海綿状脳症と呼びます。以下厚生省から抜粋
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牛の病気の一つで、BSEプリオンと呼ばれる病原体に牛が感染した場合、牛の脳の組織がスポンジ状になり、異常行動、運動失調などを示し、死亡するとされています。かつて、BSEに感染した牛の脳や脊(せき)髄などを原料としたえさが、他の牛に与えられたことが原因で、英国などを中心に、牛へのBSEの感染が広がり、日本でも平成13年9月以降、平成21年1月までの間に36頭の感染牛が発見されました。
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BSEに感染した牛を餌として牛に与える、共食いともいえることを以前は平気で行われていたそうです。
さすがに今はそんな餌を与えることは規制されているため、日本においては発症の報告はないそうです
これはさすがにひどいなと思いましたが、亡くなった牛を最大限活用しようと考えた末の結果なのでしょう
農業・酪農、その他も経験がありませんから、どれほどの大変さなのかはまだまだ勉強不足です
しかし、このような自然を逸脱し生きるものを人のエゴによって変化させることは、人間の傲慢さでしかありません。
家畜という言葉もあまり好きではありませんが、共に生きて、その命を頂くということを念頭に置きながら、できる限り自然に近い状態で行なうことがスタンダードになるような世界であってほしいと願います。
酪農の世界も大変なのだと思います、酪農家の方々も生きていかねば、食べなければなりませんので、だから我々消費者が、多くの苦労を元に自然の状態を維持なさっている酪農家の方々が生産されたものを積極的に購入し
応援できれば、少しづつでも変わってくるのかと思います。
最善は自ら自給自足の生活をしてみることがいいのかもしれませんね。
そんな人たちがこれから増えてきそうな予感がする今日この頃です。
以上となります、まとまりのないお話となってしまいましたが、最後までご覧くださりありがとうございます
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