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タイ人の友達が島に来て、誕生日祝ってくれるってさ

来年の1月末は私の誕生日なのだが、タイに住む友人のヌイがなんと日本まで来てお祝いしてくれることになった。しかも東京や大阪じゃなく、瀬戸内海の小さなこの島に!

ヌイはバンコクで働くおねーちゃんで、20年以上の付き合いになる。私が学生のころ一人でバンコク旅行していたときに友達になった。マイペンライのタイ人気質を絵に描いたような人で陽気すぎてたまにテキトーなんだが、面倒見がよく、西日本豪雨のときはバンコクからわざわざ長靴を送ってくれた。

長年の関係が続いているのは、ひとえにヌイがマメに連絡をとってくれたおかげなのだった。

そんな彼女が、島に来るという。
彼女の誕生日は、私と数日しか違わない。だから一緒にお祝いしようというのだ。ウチに2泊ぐらいして観光案内もすることになった。
「日本に来るのは初めて」と興奮するヌイ。
一人で来るらしい。
でもたぶん英語あんまりできない。
私もあまり・・・というかほぼしゃべれない。アジアへの海外一人旅がかろうじて成り立つレベルだ。だいたいが雰囲気とジェスチャーでごり押し状態。

ヌイは雪が見たいという。着物も着たいらしい。
空港まで車で迎えに行って、いろいろドライブもするだろう。

いかーーーーん、このままでは!
英語なんとかせにゃ。
翻訳アプリが発達したとて、なるべくなら自分の言葉で案内したい。

というわけで、付け焼刃ではあるけれど約2カ月間の英会話道場を自主開催!

教本になりそうなのは
・門田賽『外国人を迎える時のホストファミリーの英会話』(ナツメ社)
・川畑由美子他『Eigo de GUIDE in EHIME』(リフレッシュ英語)

「ホストファミリーの英会話」は、1992年の出版ながらAmazonで3000円近くした(定価1500円)。ホームステイや留学に「行く」ための英会話実践集はたくさん出ているが、それを「受け入れる」側の本ってほとんどないんだよね。ネットにもまとまったものはない。

「Eigo de GIODE in EHIME」は、愛媛県内の英語学習グループ「リフレッシュ英語」さんが自主発行されたもので、英語での観光ガイドに興味がある人向けの教本だ。電話で問い合わせたら快く送ってくださった。
発行された2021年はまだコロナ禍で、同封のお手紙には「早く愛媛にも外国人観光客が戻ってきますように」という想いも添えられていた。川畑さん、あれから2年経ってしまいましたがいよいよ役立てます。ありがとうございます。

そして、AIの力も借りる。
今年9月にローンチほやほやのDMM英会話「AIロールプレイ」だ!!

https://eikaiwa.dmm.com/app/role-play

AIがチャットや音声で、英会話のキャッチボールをしてくれる。テーマも職業やペット、映画鑑賞、移動など50以上はあるみたい。しかも、かなり具体的な話をしても、それっぽくついてきてくれる。タイムラグも少ないから、対人で練習する前のウォーミングアップにもなると思う。

しかし、発音が未熟でなかなか聞き取ってもらえない。
ジャズの巨匠「ジョン・コルトレーン」を伝えたかったのだが、「ジャングルプラン」ってどこのクラブサウンドだよ。
職業で「ライター(writer)」と名乗っても「rider」としか伝わらず、「いいですね! どんな場所を運転して、冒険するんですか?」と聞かれる始末。いや、運転も冒険もしてるから間違いじゃないんだけどさ……。
(ちなみに英語の分類からしたら、journalistのほうが近いのかもしれない)

2カ月、ヌイを楽しくもてなすところまで行けるだろうか。
どんな誕生日が待っているのだろう。

成長記録のために、また進捗を書くかもしれません。
挫折しませんように……。

カラス雑誌「CROW'S」の制作費や、虐待サバイバーさんに取材しにいくための交通費として、ありがたく使わせていただきます!!