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作りたい女と食べたい女 第18話 感想



とても重要な回でした。

いろんな人に見てもらいたいです。



春日さんの同僚の藤田さんがお店で偶然会いました。

藤田さん、お家のことで悩んでいるようで、

「生きるのって大変ね〜」と、介護で悩んでいるようです。

夫の両親の介護。
夫が全然やらない。

春日さんの母も、介護が必要な状態です。

介護の問題は、本当に深刻だと思います。
1人で介護をするのは、不可能だと思っているし、ケアマネさんや、訪問看護、お風呂に入れてくださる方などの力が必要で、それが家でできなければ施設などに預けるしかないのかな、と思います。



「自分の人生大事にしてね」
「親のために自分を犠牲にしたりしないでね」

藤田さんの言葉が沁みます。

春日さんのこと、思いやって、さらに春日さんも、藤田さんのことを思いやって、そうやって世界が回っていったらいいのに。



春日さんの父との電話での会話。

家に帰って、介護を手伝えと父。

キツい言葉ばかりです。

「私、帰らないから」
「その家には、一生戻らない」

父の横暴ぶりがひどすぎます。

言葉を失う、、、、


「親不孝者!」

なんて言われても、春日さんは自分の心を守る方法をとったんです。


ラジオをつけたら、

rina sawayamaの「chosen family」が流れてきました。


chosen familyとは、血のつながりや法的な関係はないが、「家族」のような深い絆を持ち、互いに支え合う人たちのコミュニティのこと。

素敵だなと思います。

自分を守るために、今ある家族が全てではないと思える、素敵な考え方です。


野本さんの家で、クリームシチューを食べる2人。

シチューをご飯と一緒に食べるか問題ですね。

私は絶対に一緒には食べないので、シチューはシチューだけです。
ご飯は漬物とかで食べます。
変わってるのかな。


そして、

春日さんは、野本さんに語りかけました。


「野本さん、私は父と縁を切ろうと思っています」
「もっと理解しあえとか、和解できたとか、言う人もいるかもしれません」
「でも、私にとって、あの家は安全じゃないんです」

「あの家にいると、私は私じゃいられなくなる」


ただ黙って、聞いていた野本さん、


「私は春日さんのことを冷たい人間だなんて絶対絶対思いません」

「春日さんは優しい人です」


泣きながら話す2人に私も涙腺が崩壊してしまい、胸のズキズキと、温かい気持ちになるのも、一緒に味わうような気持ちになりました。


春日さんの味方。である野本さん。

1人いてくれるだけで、春日さんは救われるのではないかな。


何か辛いことがあったら、この回を見返すかもしれません。

それくらい、心に響きました。



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