GA4のセミナーを聞いて思ったことのメモ

2020年11月25日 20:29

GA4のイベントが早速催されるということで、ウキウキ聞いてきました。

これマジでとりあえずみんな読んでほしい。すごい。ありがたいがすぎる。

本日の小川パートの資料ダウンロードURLです！https://t.co/RK3G53D0mq
— Taku Ogawa （小川　卓） (@ryuka01) November 25, 2020

動画もあとで公開されるらしいのでマジで見てほしいです。

※ぜんぶ検証してないので、責任負いかねます！
※あとここに書いてあるのはただの私の感想です！！登壇者さんの話ではありません！

■セッション定義

流入元が変わるとセッションが切り替わる仕様が本当に嫌いで嫌いで殺意殺意って感じだったんですけどなくなりました！やったー！

セッション間隔が30分固定になったのも、イベントベースになったのと関係あるのかなと。
今までって、ページベースだから「ページ上で30分何もしない」場合ってあり得るんですよね。動画見たとか記事じっくり読んでたとか。

一方でイベントベースになり、90%スクロールとか動画再生とかが手軽に取れるようになったことで、セッションが切れる＝ページ上で何もしなかったという意味合いにより厳密になったのかも。

直帰率をとりたいなら…イベント1コ（pageview)しか発火しなかった人、とかを絞りこむしかないのかな。
メディアサイトとか、一部のサイトのKPIには影響出そう。

非インタラクションヒットとかを、ちゃんと頭使って設定してたかどうかも関わってくるかもね、しらんけど。

これは検証できないから何とも言えないけど、検討期間長いサービスとかがこれ変え忘れると死にそう。
ユーザーベースの分析を…と思うと、ここは無制限という選択肢ができたら嬉しいなー。データ保持の負担エグいから無理だろうなー。

デフォルトのレポートはセグメントがかけられないので、日々のモニタリング程度の用途かと思います。

はい、深堀りする用のレポート画面の最初、これ。

これもう、最初に開いた人「何したら良いの…」ってなる気がするんですよ。今までGAが勝手にいい感じにレポート作ってくれてたから。

GAはレポートUIがイケてないイケてないと常日頃言ってた身としては、Adobeの分析ワークスペースの感じになってうれしみ。

何より、フローレポートとかにページ以外が使えるようになった！これもイベントベースになってる恩恵ですね。

ただし、カスタムレポートのときも恐怖でしかなかった「実は組み合わせてはいけないディメンションと指標」問題がマジでこわい。あんまり詳しくない担当者が思うままに作ったレポートとかは本当にこわい。

ここ本当にGoogleさんなんとかしようよー。

いやもうセグメントは本当に…GAのセグメントあかん！！って言い続けてたんですけど

イベントセグメント（Adobeでいうところのヒットセグメント）が使えるようになった！！やった！！！イベントベースありがとう！！！

入れ子ができるようになった！！やった！！！！！

ORとANDの入れ子もできる、シーケンスも使える！！やった！！

条件ごとにスコープも変えられる！！！！！！！やった！！！！！！

「累計課金額●円以上のユーザーが、●●というイベントを発生させたときのセッションのデータだけ抜きたい」みたいな入れ子作業がめたくそカンタンになります。やったやった！

パラメーターって「https://hoge.com?utm_source=xxx」ってものだと思ってる人って結構いません？
しかも意外と「page location」とか分かってないウェブ担当者多いと思うんですよ。たとえばフィルタの設定画面これ。

はい、この画面めっちゃとっつきにくそう～～日本語でおk～～ってなる。

ちょっと試すだけなら無料！いえーい！

今まで「LPにタグ埋めて直帰率だけ見ます」「参照元だけ見てます」みたいなタグ突っ込むだけ運用者みたいな使い方してた人は、作業が増えるだけであんまり恩恵ないかも。レポートもセグメントとか使いたいときはわざわざ作らないといけないし。

逆にめっちゃ細かく見たい人（スクロールは90%じゃなくとか）はちゃんと勉強・設計して、自分でカスタムイベント実装しなきゃいけないのは引き続き。

仮説がない分析は、マジで時間泥棒になるからみんな気をつけてね！！！！マジで！！！

個人的にセグメントとレポートのアップデートはかなりテンションあがってます。
ただ引き換えに、検証が大変になったなって………Adobeのとき超キライだったなって………（遠い目）

あとGAって、新機能とか仕様変更とかすぐにプロの人が反応してこういうのやってくれるの……。すごい…うれしい………
私みたいなへっぽこは、こういうのの恩恵に預かりながら、引き続きがんばってついていこうと思いました。