みんな大好きnoteのアクセス解析を勝手に設計してみた
私のちょっと変態的なというか、ほぼ確実に人に嫌われる趣味のひとつに、「人様のサイトがどんなアナリティクスになってるかを覗く」というのがあります。
本日はそんな感じで人のサイトのアクセス解析を勝手に考えちゃおうという投稿をお送りいたします。友達なくなりませんように。
※あくまでも私見ですダメとか間違ってるとかではないです。テレビの前で独り言言ってるのと同じくらいの感じです。
そもそも人のサイトって覗けるの?
Google Analyticsでは、chromeの拡張機能でGoogle Tag Assistantというのがあって、自分が権限持っていないサイトでもどういうデータを飛ばしているかわかるようになっています。Adobe AnalyticsはAdobe Experience Cloud Debuggerという同じような拡張機能を提供しています。
これをちょっと悪用……もとい、自分のサイト以外のとこで使えば、他の人のサイトが覗けるってわけなんです。合法ですよ合法。
重ねて言っておきますが、これは間違ってるとか良くないとかいう話ではありません。システム的な制約とか計測より優先することもたくさんあるかと思いますので、その辺は考慮せず好き勝手言えるのがただの趣味の良いところです。
本日犠牲になられるサイト
noteさんのサイトのアナリティクスをちょっと覗かせていただきました。あー怒られませんように。
はい、gtag.js入ってますね。もう私gtagわからないのでこの時点で半分しょんぼりです。
カスタムディメンションの中身見てみます。
なんかいっぱい取ってますねー。マイページとかでは出なくて新規投稿一覧で出てくるのは何でなんだろう。きっとエンジニアさんが頑張っているのですね…。
noteさんは上にメニューが出てるサイトなのですが、ここのクリック計測がいっぱい入っていました。
投稿のボタンのイベント計測、カテゴリもアクションもラベルも一緒になってるのがちょっと気になるところ。
別に一緒でも良いのだけどさ…どの画像とつぶやきのどっちがクリック率高いのかとか分けて見たいかなって…。
はい、ざっとここまでにしておきます。ここまででフォロワーが30人くらい減ったと思いますが続けます。
私だったらどう設計するか考える
noteのサイトは大きく2つ向けに分かれています。
ということは、大きくこの2人の行動が追えるようになってればおっけーではと仮定いたします。新規登録画面はちょっとめんどくさいから今回は除外することとします。無責任な独り言だからね。
イベント計測
設計の基本として、「回遊」と「投稿」に関係あるとこだけ計測していきます。無制限に取れるのであればヘッダーロゴのクリックも取ってて良いかなーとは思いますが、ここの計測していてあまり意味があったことがないので私の場合は計測しません。
やっぱりnoteで最重要の画面としてはこちらでは!ででーん。
新規投稿画面でどれくらい頑張ってくれているか気になるので、滞在時間などは通常の計測ではなく、カスタムで実装なんかしてみても良いかもしれません。
あと投稿のモチベーションにつながりそうな、このへんもイベント計測しておきたいところです。
カスタムディメンション
フォロー数・フォロワー数は回遊や投稿に影響する因子になり得そうなので、ちょっと丁寧めに取りたいと思います。
これ新規投稿画面で計測してるんですよね…一方でフォローとかフォロワーが変動する導線はいっぱいあるんで、変動する場合はなるべくリアルタイムで取っておきたいところです。
このへんはクリックイベント仕込んでおいて、カスタムディメンションの値を随時インクリして飛ばしておきたいところです。
レポートのイメージとしてはこんなかんじ。回数だけだと細かすぎるので、後でグルーピングして0〜10回、11〜20回とかの形にしといた方が良いと思います。
検索キーワードは取っておいてもよいかなぁと思います。
今パラメーターでURLにくっついてるので、これを加工してカスタムディメンションに入れてしまえば良さそうです。
noteのサイトを見てみて思ったこと
noteのサービス的にはやっぱ投稿してもらうのが一番で、新規登録→初回投稿→投稿定着というフェーズでユーザーを捉える必要があるかと思うのですが、それごとに追っかけていけばいろいろ面白い数字が出て来そうだなと思いました。
ユーザーを分ける自体は今ある設定でセグメントを作れば簡単にできるので、あとはセカンダリに持ってくるカスタムディメンションと、目標設定をどれくらい面白くできるかということで、なかなかやりがいありそうだなと思いました。※あくまでも部外者です。
しかし導線いっぱいあって計測大変そうだなー。あんまりいろいろ仕込み過ぎてもサイトの軽量化に支障でてきたりするのでそのへんはビジネス判断ですね。
ちなみにGoogle Analyticsよくわかってないのでなんか間違ってたらごめんねてへぺろ。