俺と師匠の情熱seitai life Osaka編 6
エジー先生と一緒に帰ることが決まった後。懇談会で1つの悩みを打ち明けた。
俺の住んでる名古屋について。
俺は静岡出身だから地域の民族性がよくわからなくて悩んでいた。せっかく3人の先生が首都圏にいるのだから地域性について聞いてみたかった。ところが最初にぶちかましているからもう聞けない。自然と焦りと悩みが言葉に出る。
エジー先生がニヤっと笑ったように見えた。その場では曖昧だったがなんとなく感じた。これは帰りは最高のマンツーマンセミナーだぞ!
先生も言っていた。「オマエと同じ地域に住んでるから帰り道でエジーに色々聞くといいぞ」その時は意図はよくわからなかった。先生は計算しているのか、そうじゃないのか俺にも良くわからない…。とにかく自分で考えさせる人なのは確かだ。常にアドバイスも言葉少ない。俺はだいぶ先生の言葉がすり抜けているんだろう…。
帰り道。まずはエジー先生が駐車場の料金を払う。両替の為コンビニに行った。心地よい風に吹かれながら季節の変わりを感じていると帰ってくる。車に乗るとお茶を2本出し、どっちがいいか俺に聞く。俺は答えながら帰り道の気遣いを感じた。
何も持っていない。酒と炭酸水はシドー先生のサロンで全部飲んでしまった。
車を走らせると複雑なジャンクションをすり抜けながらエジー先生が咳を切ったように俺に確実なアドバイスをくれる。俺も熱くなる!ぶっ通しで話した。詳細は書けないがこの状況にAC⚡️DCでもかかっていたら最高だろう(^^)
自宅に帰ってくるとエジー先生は爽やかにサラッと帰っていった。弟子のモローと同じように簡潔に丁寧に終わらせる。
スゲエなこんな人達がいるんだ!?
地獄のハイウェイの余韻にしたりながらタバコを燻らす。大阪での狂った熱情は静かなる蒼い炎と変わりジワジワと俺を焼き尽くしていく。
自宅に入り予約表を見ると1件だった予約は平日にもかかわらず5件になっていた。
上等じゃねえか。ぶっ倒れるまで働いてやる!
つづく。