0601

5月が雨雲と一緒に通り過ぎて行った。
じめじめとした空気が肌を撫でていく。半袖に切り替わったTシャツはユニクロで買った夏用のパーカーに隠れてこっそりと熱を逃がしてくれている。

5月の間、本を読んでは新しく出来た推しを愛でて、仕事をして何本かの映画を観た。

”四月になれば彼女は”という映画のが個人的に一番好きだった。公開から日にちが経ちすぎていてあと一回観たかったけれどきっと無理だろう。

グッズも流石に残っていなくて、辛うじて残っていたパンフレットだけは何とか確保した。家に持ち帰って1ページずつゆっくり読み進めている。

写真集みたいだな、と思いながら切り取られたワンシーンを見ていた。

雨も寄せては返す波も、涙も、朝日も。そこにある全てに感情が映っていた。写って居た。

僕もこんな写真が撮りたいと思った。

長くなってしまいそうだから感想はまた。

そんな風に過ぎていった5月を横目に白いタイルの反射に目を細めた。雨上がりの日差しは乱視には酷く効いてしまうので何か対策しないと。自転車のメンテナンスも忘れずに。

さて、推しの配信を拝みにいかないとなので今日はこの辺で。

良い夜を。
2024.6.1

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