溶かすような日々だった。
朝起きる。
洗面台に向かう。
歯を磨いて顔を洗う。
水の温度はまだまだ冬を纏って、ヒリヒリとする指先は真っ赤に染まった。
仕事をして、少しの寄り道をして帰路につく。
時々本を読んで、音楽を聴いた。
何も生み出さない指先はキーボードの感触が薄れている。
そうやって、
1日、3日、1週間、半月、1ヶ月が過ぎた。
2月29日は雨が降った。
今日は久しぶりにキーボードを打った。
少し楽しかった。
3月はもうほんの少しなにか書けたらいいと思う。
いいなと思う、ので。圧はなしで。
今日はこの辺で。
おやすみなさい、良い夢を。
2024.3.6