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演奏力とは①

先日、私の尊敬する友人から連絡をもらいました。

楽器歴は長いけれどソルフェージュや楽典・アナリーゼ、また心身のコントロールなどきちんと勉強したことがないアマチュア奏者向けで、基礎を身につけるとより演奏を楽しめるということを知るきっかけになるような本の出版を予定しているそうで、「演奏力とは」というテーマでアンケートに答えました。

普段考えていることを改めて文字に起こしてみると、自分がどんな事を考えているのか分かって面白いですね。

せっかく書いたのでシェアしてみようと思います。4回シリーズです。


質問1:演奏するための力とは?


「演奏をするために必要な力」という観点でいうと
1、楽譜に書いてあることを理解し読み取る力
2、読み取った楽譜の内容を頭の中でイメージする力
3、イメージしたことを音として表現する力
4、自分の演奏がイメージに沿っているか聴く力

以上のような要素に分けられると考えています。

1は楽典などの知識の部分、2はソルフェージュ、3は演奏の技術、4は客観的な判断力というような言葉で表現することが出来ます。

この4つの要素はそれぞれ独立したものでなく、また時には順番が変わったりもしながら、循環して機能しているように思います。


次回は、

「質問2:より良く演奏するために心がけていることは?」です。


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