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やめてみたら意外な効果がありました【書くことで得たもの】

仲間たちと毎週テーマを決めて共同運営を続けている日刊マガジン、『書くンジャーズ』。
今週のテーマは、【書くことで得たもの】。

ほう、そう来ましたか。

最近はテーマを決めるミーティングに参加できていないので、そのテーマが選ばれた背景を知らないまま、大喜利のように何を書くか考えています。

僕がこのnoteで何かを書くようになったのは、2018年11月でした。『書くンジャーズ』に参加したのは翌12月。そこから現在までの期間は、約2年半ですね。

「書く」という言葉につられてもう少し振り返ってみると、noteの前は「アメブロ」と「ライブドアブログ」をメインで使っていました。
アメブロはカウンセラーとしての発信をしていて、それを休止してnoteに移行したかたち。ライブドアブログは、マヤ暦関係に特化し、今も継続して更新しています。アメブロは2010年から、ライブドアブログは2012年から、10年以上になるお付き合いです。
さらに遡ると、僕のブログのスタートは「jugem」になります。新社会人として入社した会社の同期に、このサービスがこれから流行るよと教えてもらって始めたもの。当時は、「ウェブログ」と言ってました。2004年のことです。書いてたのは日々の日記みたいなものですが、そこから数えたらあと2年で20年。思ったより長いです。

ちなみに、jugemで書いてた頃のブログは「のんびりいきましょう」をコンセプトにしていて、名前は「From SUNDAY」。大好きなハイロウズの楽曲『日曜日よりの使者』を、僕なりにもじって命名しました。
2004年は、まだカウンセリングの勉強に出会う前。だけど、根本的なものはその頃から変わってないようです。

思い出に浸りすぎてもいけないので、話しを戻しますね。

【書くことで得たもの】という切り口で過去のブログも含めて振り返ると、ブログを読んでくださった方からのコラム執筆依頼、個人相談やセミナーへのお申込み、といった仕事につながったものもあれば、人のつながりも生まれました。今所属しているNPO(ファザーリング・ジャパン九州)は、アメブロがきっかけで存在を知り、そこから加入して今に至ります。

今回はnoteの記事なのでそこに絞ると、毎日連続で書いたことと連続更新をやめてからの日々が印象深いです。
連続更新は、609日間。それだけ続けると、やっぱり書くことは毎日の一部になっていました。なかなかネタが思い浮かばなくて気持ちが焦ることも多かったし、別に誰に頼まれたものでもないけど、書かないとなんか気持ち悪い感じ。
そしてそれは、連続更新をやめたあとに、すごく力になりました。

ちなみに、やめたときのnoteがこちら。

いつの日か必ず、書かない日が訪れる。

それは、書くことに対して満足し尽くした時かもしれないし、書く時間がもったいないくらい他に全力を注いで取り組みたいことができた時かもしれないし、何らかの事情で書ける状況じゃなくなる時かもしれません。

今の時点で思うのは、「書けない」よりも「書かない」でありたい。自分でそうすると決めて、終える。
「書く時間がもったいない」とは言いたくないけど、僕はどうしても時間がかかります。410字のショートショートでも、ネタを考えるのに数日、下書きから書き上げるまで2~3時間くらい。
ほかの記事でも、あっという間に1時間は過ぎてしまいます。

その時間を充てて、挑戦したいことができた。

だから、「書かない」を決めて、連続更新を終えます。

そう、書く時間を充てて、挑戦したいことができたんです。
「保育士」の資格試験に向けた勉強です。

毎日書き続けていた頃、書く時間帯はだいたい夜の21時過ぎでした。日中の仕事、家のこと、いろいろ片づけて自由時間と呼べるようになるのは、その頃です。それくらいに書き始めないと24時に間に合わない、という時間でもあります。
「書かない」を決めて、連続更新を終えたあとも、書かないとなんか気持ち悪い感じが心の中に浮かびました。つい気になって、そわそわしてきます。

そうすると、心の中にいるもう一人の自分みたいな存在が、問いを投げかけてくれます。

『何のために、「書かない」を決めたんだっけ?』

そこで、思い出させてくれます。保育士の勉強をするんだよね、と。

つい気になって心が引っ張られるnoteも、Twitterも、Facebookも、閉じる。パソコンの電源を落として、テキストを開く。

そんなことを何度も繰り返して、保育士の勉強をしてきました。

もしも毎日書き続けていなかったら、保育士の勉強にはもっと集中できてなかったと思います。ついダラダラとSNSに流されてしまったり、たまたま家族が見ていたテレビを見続けてしまったりと、気がそがれていたでしょう。

試験結果の公式発表は、まだ少し先ですが、今できることをやり切ったと思える試験になったのは、書き続けた日々があったから。

厳密に分析するなら、それは「続けることで得たもの」になるかもしれません。

でも、いいんです。

保育士の勉強に集中できたのは、書くことを「やめる」と決めたから。
「やめる」ためには書き続けることが欠かせなくて、そう考えると、僕にとっては、間違いなく「書くことで得たもの」になりますから。

毎週テーマを決めて共同運営を続ける日刊マガジン『書くンジャーズ』。
今週のテーマは、【 書くことで得たもの 】でした。

書くツールは、色々あります。
書いてみたいなと気になる人は、書いた方がいい。そして、できるならできるだけ続けた方がいい。そうすると、その先に何か思わぬものが得られるよと伝えたいのは、土曜日担当の吉村伊織(よしむらいおり)でした。

今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございます。

書くンジャーズメンバーは、どんなものを得たのか。
こちらのマガジンでチェックしてくださいね。

それではまた、お会いしましょう。

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