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愛犬の、おだやかなつめ切り

我が家の愛犬は、もうすぐ17歳。おじいちゃんです。長男が生まれる1年前に、鹿児島からやってきました。
起きている時間よりも寝ていることが多く、僕の枕をお気に入りのベッドにしています。

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数年前に、ヘルニアが悪化して、もう危ないかもしれないということもあったけど、復活してくれました。

病気して以来、特に気になるのが、つめ切り。前はシャンプーをお願いするときに一緒に切ってもらっていたのが、すごく疲れて帰ってくるようになって回数が減っています。シャンプーに行かないあいだ、当たり前だけどつめが伸びるのは待ってくれません。妻と二人がかりで、暴れるのを抱きしめながら何とか切っていました。

そろそろつめが気になってきたし、使っていたつめ切りの切れ味が落ちてきたので、新しく買い替えようと話したのが数日前。ギロチンタイプのを見つけて、さぁ買おうとしたら、到着予定日が月曜日のものばかり。近所のイオンのペットコーナーに探しに行ったけど、どうもしっくりこなくて、仕方なく電動やすりタイプのものを買ってみました。日曜日(つまり、今日)到着のものがあったのです。今、妻も仕事が忙しくて、日曜しか二人がかりでつめ切りする時間が取れないから。

「つめ研ぎ」と言う方が正確な、電動やすりタイプのつめ切り。使うのはもちろん、見るのも初めてです。若干カタコトな日本語にクスッとしてしまう説明書には、まずは犬が怖がらないように音に慣れさせましょうと書かれています。スイッチを入れると、「ヴイィーン」と小さな振動音が聞こえてきました。長男の散髪に使っているバリカンよりも、かなり静かな感じ。そっと愛犬の耳元に近づけていくと、びっくりするくらい無反応です。イヤな音じゃないのか、はたまた、おじいちゃんで耳が遠いだけなのか・・・。どちらにせよ、びっくりして暴れだしたらどうしようと心配していた肩のこわばりが、ふっと軽くなりました。これなら期待できそうです。

しばらく音を聞かせ、嫌がる様子がないのを確認しながら、膝にのせた愛犬の前足のつめに先端の削り部分を近づけてみます。触れた瞬間、「ジジッ」と削る音がします。でも、相変わらずの無反応。なんなら、本体部分が顔に触れても平気そうです。時々、体を動かそうとするので、そのたびに、右足、左足、と入れ替えていきました。後ろ足は、妻と協力しながらの二人作業です。削りカスで僕のズボンは真っ白になったけど、つめ切りがこんなおだやかに済むなら、いくらでも白くしてくれたまえと言いたくなりました。

少しずつ削るから、時間はかかります。でも、愛犬は、ほぼノンストレス。僕らも、嫌がるのを無理やり押さえつける必要がなくて、おだやかに時が過ぎました。

到着予定日のいたずらで、たまたま選んだ電動やすりタイプのつめ切り。
タイミングがくれた、ご褒美のようにも感じました。

追伸。
Amazonの商品ページ、もし見るなら後半の使い方説明のところも読んでみてください。なぜかカタコトの日本語です。

※illust by:楽坊さん / イラストAC

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