見出し画像

モチベーション89〜時間と貯蓄〜

プロダクトを作り、差し迫った急場の瞬間を凌ぐ。
そのためにかけた人生の時間はもったいない。
自分が投下した時間をどうすれば、最大限有効に使えるだろうか。
それには、時間が経過するほどに、蓄積されていく構造を生み出していくことである。
これは消費するという発想から生産するという発想へと転換することが必要だ。
使い捨てる前提で生産したプロダクトはその瞬間の生命で終わってしまう。
しかし、今後も継続できるように魂を込めて作れば、1年後もきっと使えるだろう。
そして、自分だけでなく、多くの人で分担してやることができれば、自分が投下する時間は最小限で済み、よりクオリティにこだわることができるだろう。
しかも、仲間が同じようなモチベーションで望んでいるのならば、完成品のいずれもムラなく高い品質のものが生み出せる。
つまり、長持ちするハイクオリティの作品を最小の時間で生み出すことができるのだ。



この構造が出てくるためには、理解するだけでなく、表現する、活用するという意識を持つことが大事だ。
知識を時間の流れ、集団の流れに沿って積極的に活用するのだ。
知っているだけで終わってはいけない。
それは脳内に新たな情報を追加するごとに減少し、最終的には役に立たないレベルに下がっていってしまうのだから。
そうではなく、仲間の力を借りて自分が活用する範囲を限定しながらも、たえず使い続け、生産し続けることが重要である。
これによって、時間が経つほどに、武器は増えていく。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?