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モチベーション95〜自分からの方向性〜

ゴミを捨てない人とゴミを拾う人の間には、大きな差があるのではないか。
マナーとして、地球市民として、ゴミを捨てないという意識は育っていくのかもしれない。
しかし、ゴミを拾う行動に出る人は、たとえば「この海岸をキレイにしたい!」などの強い問題意識があるのではないだろうか。
それと同じように、「こんなものがあったらいいのになあ」という思いは誰もが持っていたとしても、たとえばそれを形にして、共有するという行動に出るまでの差は大きい。
誰かがやってくれるだろうという、待ちの姿勢と、自分で作るんだ、という攻めの姿勢の差と言ってもいいかもしれない。


本来は、関心や興味だけで終わらしていてはもったいないのかもしれない。
誰かが、何かやっているな、という程度では「深さ」がない。
もっと、目に見えるプロダクトにできるのではないか、違う角度から眺めるチャンスがあるのではないかと考えてみる。
ベクトルの方向性が違うだけで、日常の景色は大きく変わる。
全体から自分の方向なのか、自分から全体への方向なのか。
もちろん、どちらも大切ではあるが、今の時代、自分一人の力など、たかが知れている、と捉えられがちなのではないか。
選挙なども、良い例だ。
自分一人の一票を投じたくらいで、現実世界にどれほどの影響があるだろうか。
しかし、事実は自分で決断を下して、票を投じたという行為は、自分自身にとって、世の中に自分の意見を表明したという意味があるのではないか。
他人任せにせず、この世界とポジティブに繋がれたという意味では、影響力の規模はどうあれ、自分の可能性を感じることができるのではないか。


「本気」があれば、そこに打ち立てた柱をみんなが頼りにしてくれるかもしれない。
自分から動いていければ、自分も世界も変わっていく。

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