善本琢路とあの頃に戻りたいと言うけれど

こんにちは、善本琢路です。あの頃に戻りたいと言う人が結構いますよね。まぁでも実際タイムマシンが物理的に実用化されていない以上それは実現できないことなんだろうなと思ったりします。しかしながら昔の事を懐かしむ気持ちは誰にでもあるのかもしれませんよね。昔になると、今よりは多少不便になったりする事はあると思います。例えばスマートフォンなんかは1990年代には実用化されていませんでした。ですからもし今1990年代にタイムスリップしたとしても、ちょっと不便だなぁと思ってするのではないでしょうか。

当時のパソコンもあまり性能のいいものではありませんでした。まぁもちろん当時では高性能でも今にしてみれば別にまぁそんなにハイスペックではないなと言う感じですよね。ゲーム機もそこまで高性能なものではありません。まぁこれも同じですね。昔はそれが当たり前でしたが、現在の実写みたいなCGを一瞬でレンダリングするようなゲーム機はありません。当時のスーパーコンピューターでも今のゲーム機にはかないません。

ですから昔はいいなと思ってもいざ戻ってみたら、思ったほど良くなかった…と言うことになるのではないでしょうか。と言うのも思い出と言うのは必ず美化されるからです。思い出と言うのは常に美しくあるべきなのです。例えばアルバム。アルバムってきれいな写真を厳選して載せますよね。どうでもいい写真や、汚い写真はアルバムには載せませんよね。それと同じです。人間の人生の記録もそうして美しいものだけが蓄積されていっているのです。だから必然的に昔は良かったとか、昔に戻りたいとかそういうことを考えてしまうんでしょうね。