ハピネスダイアリー 5/30 2024

 洋楽はあまり聴かないけど、昔からTwenty one pilotsとBring me the horizonは好きだ。今月は嬉しいことに大好きなこの2つのバンドが新譜をリリースしてくれた。仕事の行き帰りや、お家でお酒を飲んでいる時は常に聴いているけれど本当に良い。

 前作がコロナ禍ということもあり、優しく孤独に寄り添うような内容だったけれど、今回のCLANCYは全体的にパワーと解放感に溢れたアルバムだった。全部の曲がリード曲と言っても過言ではない。ジャケットの炎炎と燃え盛る炎のように、二人からの世間やファンに向けた闘志を感じる。常にマスクをして、大好きな人や家族の顔もよく見えない毎日を過ごした私達はもう疲弊しきっていたし、未だにその傷は癒えていない。この二人が闘いの火蓋を切ったように、私も魂を燃やさなければならない。twenty one pilotsから「俺たちは進む。君たちはどうする?」と問われているようだ。勇気をありがとう。

 去年の12月にキーボード兼激ウマコーラスのjordanが抜けて、制作中のアルバムをどう切り込んでくるか不安だったけどただの杞憂に終わった。ド直球エモを放り投げてきたので、初見の時は興奮のあまりちょっと飛び跳ねてしまった。3rdアルバムまでのデスコア/ハードコア/メタルコア時代を経て4thアルバムからはエレクトロなフレーズが増えて小技で変化球を投げまくってた彼らだけれど、こんなストレートなアルバムは初めてじゃないだろうか。feat.アンダーオースの曲は世代にはたまらないコラボだし、feat.AURORAは心臓が凍るようなダークさがたまらない。AURORAが歌い始めた時は美しすぎて胸が苦しくなった。今年のサマソニで一緒になるから、コラボを期待してしまう。熱い。n/aもバラード枠だと思ったけど、サビでやってくれた。ライブでは声が枯れるまで叫べそうだ。シングルで先行配信されていた楽曲達もアルバムに溶け込んでいて、全体的にするっと聴けてしまう。DiE4uなんかはこのアルバムの終わりと繋ぐのにここまで適役だとは思わなかった。形を変えながらも突っ走っているBMTHをみると勇気が湧いてくる。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?